スミソニアン・ミステリ・シリーズ。次々と変わった処理方法の死体探し。[?]
ヘンリー・スクラッグズ:渉外業務室職員
ジェラルド・ブラックマン:同
サリー・ウィギンズ:同
スチューベン・クラドック:同室長
ロナルド・ヒップスター:同副室長
フィービ・ケイシー:法律顧問補
ハミルトン・シーリハム:会議課長
テイラー・メイドストーン:南アジア専門家
ドリーミー・ウイークス:特別外貨計画主任
ハーラン・ホイットフィールド:スミソニアン協会長官
ロスモア・オーエンズ:同次官
ヴィンス・マッキューン:警護部長
ジョン・アーマー・クラフト:科学担当次官補
オリーヴ・ブルー:クラフトの秘書
ウィリアム・ライト:法律顧問
ヘイワード・ボッド:副法律顧問
ディリヘイ・プローヴァー:広報部長
レベッカ・ハース:図書館国際交流部副部長
アーリントン・メイズ:人類学名誉先任研究員
ユリシーズ・オッサム:人類学部長
パーシー・ジャマーズ:大学プログラム部長
ディラード・ヘイリー:財務部長
スミソニアン博物館に出向しているヘンリー・スクラッグスが、データバンクのシステムを客に紹介しようと、手近にあった頭蓋骨を検索すると、それは協会創設者であるジェイムズ・スミソンと表示された。ならば、スミソンの遺骨が本来納められるべき石棺には何が入っているのかと調べてみれば、そこには凍結乾燥された死体。しかもそれは明らかに最近の死体だった。それをきっかけに、死体が次々と発見されることとなった。
※以下すべて反転表示。ネタバレ注意。
冒頭から殺人事件が描かれるが、そこから物語は過去へと遡る。そして協会創設者の頭蓋骨が、本来あるべきではない場所に置かれていたという出来事をきっかけとして、他殺らしき死体が続々と発見される、という流れなのだが、その興味深い事実が発覚するまでは、70ページもの協会の薀蓄やら人物描写に付き合わされる。すぐに職場を去って行ったという、後に再登場することもない、「ジェイニー」じゃなくて「ジェーン」のほうがしっくり来るかも知れなかった、ジェイニー・クラリッジとのランチなんてどうでもいい。何名もの臨時雇いの秘書との遣り取りなんてのは、実際のスミソニアン協会での経験に基づいたものなのかも知れないが、こんな文章はまったく邪魔。
とにかく無駄に登場人物が多い上に、どれも協会内の職員ばかり。それがダラダラと登場するので、各々の人物像の区別が困難で、後に再登場しても、それがいったいどんな人物だったのか、それどころか、既に登場済の人物であったのかすらロクに思い出せない。事件に絡むわけでもない人物までいちいち意味ありげに性格描写するものだから、人物の軽重が掴みづらく、作者本来の意図とは逆であろうが、全員が「職員A、職員B、職員C、…」なんて文章を読まされてる感じ。
基本的には、「主人公・ヘンリー・スクラッグズが死体の在り処を思いつく→確認」という作業を繰り返す。それも推理によってではなく、本当に単なる思いつき。死体処理方法のアイデアの発表会の隙間を会話で埋めているだけの形式。展示された飛行機のコクピットに死体が置かれているであろうと確かめるためだけに、なぜ冒険が必要になるのか、まったく理解しがたい。
ミステリとして読んだらゴミ。死体発見だけなら数ページでも事足りる、そしてそれだけを描いたものなのだが、それを延々と引き伸ばしている。解決編は犯人による告白で、事件に至った経緯などを語るが、これは本編から推理されるものではなく、まったく独立した話と言っていい。
映像作品にならあるいは向いているかもな、薄味ミステリ風小説。
ヘンリー・スクラッグズ:渉外業務室職員
ジェラルド・ブラックマン:同
サリー・ウィギンズ:同
スチューベン・クラドック:同室長
ロナルド・ヒップスター:同副室長
フィービ・ケイシー:法律顧問補
ハミルトン・シーリハム:会議課長
テイラー・メイドストーン:南アジア専門家
ドリーミー・ウイークス:特別外貨計画主任
ハーラン・ホイットフィールド:スミソニアン協会長官
ロスモア・オーエンズ:同次官
ヴィンス・マッキューン:警護部長
ジョン・アーマー・クラフト:科学担当次官補
オリーヴ・ブルー:クラフトの秘書
ウィリアム・ライト:法律顧問
ヘイワード・ボッド:副法律顧問
ディリヘイ・プローヴァー:広報部長
レベッカ・ハース:図書館国際交流部副部長
アーリントン・メイズ:人類学名誉先任研究員
ユリシーズ・オッサム:人類学部長
パーシー・ジャマーズ:大学プログラム部長
ディラード・ヘイリー:財務部長
スミソニアン博物館に出向しているヘンリー・スクラッグスが、データバンクのシステムを客に紹介しようと、手近にあった頭蓋骨を検索すると、それは協会創設者であるジェイムズ・スミソンと表示された。ならば、スミソンの遺骨が本来納められるべき石棺には何が入っているのかと調べてみれば、そこには凍結乾燥された死体。しかもそれは明らかに最近の死体だった。それをきっかけに、死体が次々と発見されることとなった。
※以下すべて反転表示。ネタバレ注意。
冒頭から殺人事件が描かれるが、そこから物語は過去へと遡る。そして協会創設者の頭蓋骨が、本来あるべきではない場所に置かれていたという出来事をきっかけとして、他殺らしき死体が続々と発見される、という流れなのだが、その興味深い事実が発覚するまでは、70ページもの協会の薀蓄やら人物描写に付き合わされる。すぐに職場を去って行ったという、後に再登場することもない、「ジェイニー」じゃなくて「ジェーン」のほうがしっくり来るかも知れなかった、ジェイニー・クラリッジとのランチなんてどうでもいい。何名もの臨時雇いの秘書との遣り取りなんてのは、実際のスミソニアン協会での経験に基づいたものなのかも知れないが、こんな文章はまったく邪魔。
とにかく無駄に登場人物が多い上に、どれも協会内の職員ばかり。それがダラダラと登場するので、各々の人物像の区別が困難で、後に再登場しても、それがいったいどんな人物だったのか、それどころか、既に登場済の人物であったのかすらロクに思い出せない。事件に絡むわけでもない人物までいちいち意味ありげに性格描写するものだから、人物の軽重が掴みづらく、作者本来の意図とは逆であろうが、全員が「職員A、職員B、職員C、…」なんて文章を読まされてる感じ。
基本的には、「主人公・ヘンリー・スクラッグズが死体の在り処を思いつく→確認」という作業を繰り返す。それも推理によってではなく、本当に単なる思いつき。死体処理方法のアイデアの発表会の隙間を会話で埋めているだけの形式。展示された飛行機のコクピットに死体が置かれているであろうと確かめるためだけに、なぜ冒険が必要になるのか、まったく理解しがたい。
ミステリとして読んだらゴミ。死体発見だけなら数ページでも事足りる、そしてそれだけを描いたものなのだが、それを延々と引き伸ばしている。解決編は犯人による告白で、事件に至った経緯などを語るが、これは本編から推理されるものではなく、まったく独立した話と言っていい。
映像作品にならあるいは向いているかもな、薄味ミステリ風小説。