起きたくない....それでも、
今日もおだやかなあたりまえの朝がやって来てくれたことに感謝します。
16年前の1月17日。
あたりまえにやってくるはずの朝はやってきませんでした。
当時、私は神戸の実家に住んでいた。
出勤準備のためそろそろ起きようとしていた早朝の5時46分、
ドーンという山が割れるようななんとも言えない音が轟いた。
その音を合図にベッドから振り落とされるぐらいの揺れがきた。
とんでもないくらい大きな地震がおきたことはわかったけど、
停電し家中まっ暗。。。家の中がどうなってるのかもわからず、
テレビも見れず、どのぐらいの地震だったのかもわからず、、、
それでも、暗闇の中、手探り状態で出勤準備を進めていたら
しばらくして地下鉄が止まっていることをパトカーが知らせに町内をまわってきた。
あの日も今日と同じようにとても寒い日だった。
何がなんだかよくわからないまま居間で家族3人+ワンコでブルブルと震えていた。
郊外に住んでいた私達が市街地の惨劇を知ったのは
電気が復旧したこの日の昼ちかくになってから....
テレビに映し出される被害は予想よりはるかに大きくて目を疑った。
数日後、
実際に変わり果てた見慣れた街を自分の目の前にした時は言葉がでなかった。
会社に行けるようになったのは、地震がおきてから1週間後だった。
代替バスを待つ長い列は被災地ど真ん中の住宅地まで続いた。
倒壊した家の前や、すでに更地となった前にはいくつも花が手向けられていた。
ここでたくさんの人が命を失ったんだ....
そう思うと胸が詰まる思いでその場所に立っていた。
あの地震があと少し遅かったら、出勤途中であったら、
おそらく私は今ここにいなかっただろう。
あれから16年、自分にもいろいろなことがあった。
ダンナと出会い、結婚した。
人生最大の悲しみを経験し、絶望し、
あたりまえの朝がくることが
疎ましいと思ったこともあったけど、
あの日、生かされたこの命だから
どんなことがあっても前を向いて生きていく
それだけはいつも心に留めてきた
だから、
今日もあたりまえにやってきてくれた朝は
とても美しく、まぶしく感じたのでした。
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希望
がお空にかえった2009年もたくさん泣いたけど、
。
