羽根休め
京都歴4年目、
23才エンジニア(女)
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森沢明夫「海を抱いたビー玉」

とても心温まる、素敵なお話です。

時と場所を跨ぎ、古き良き日本人の心が優しさを繋いでゆきます。
「良いものを、長く愛する。大切にする。」浪費社会の今、ともすれば忘れがちな心ですが…やっぱりこれって、ステキなことです。

私はこの本を読むまで、この作家の名前を知りませんでしたが…新刊が出ているようなので、読んでみたいと思います♪

表題作の本文を読み終わり、あとがきを読む中で…この物語が実話に基づいた話だと知り、なお好きになりました。

石田衣良「美丘」

わたし、人が死ぬ話は基本的に嫌いです。
「世界の中心で…」なんかは、
殺すこと前提でもって、
ヒロインをいかに美しく作り上げ、いかに美しく殺すか。
…に、こだわっているように見えてしまう。

だから、人が死ぬ話は嫌いなんですが…

石田衣良さんの「美丘」、すごく良かったです。
(死がテーマの話で気に入ったのは「死神の精度」以来久しぶりです。)


抗えない死に向かう過程はとても切ないのに、
生きることに対して常に必死で、一生懸命な主人公と、
その主人公を想う彼とが紡ぎ出す言葉はとても暖かく、

読んでいて…
何だか幸せな気持ちになりました。

加納朋子「ななつのこ」

友人に勧められ、初めて読んだ加納朋子さんの小説です。

物語は、主人公が出会った一冊の本と、その本の著者に宛てた一通の手紙から始まります。



繊細な描写、あたたかくて魅力的な登場人物たち、そして何より…読んでいる間中魅了され続ける素敵なストーリー。

読みはじめてすぐ物語の世界の虜になり、読み進めるにつれ物語の展開がどんどん気になる。
でも、本当はいつまでも読み終わりたくない…

そんな気持ちになるお話です。


本当に、心からおすすめの一冊です。ぜひご一読ください。

羽蝶