なぜオリンピック出場が重要か???
それは国民の関心度の高さにあります。
オリンピック期間は、
普段意識しなくても、日本代表の結果というのが連日報道されます。
こちらから取りに行かなくても、
情報が勝手に、知らず識らずのうちに入ってくるんですよね。
残念ながら、サッカーや野球と違って、
こちらから情報を取りに行かないとほとんど得られない、
というのがハンドボールの現状です。
Pushされる情報じゃないから、
自分でPullしないとダメなんです。
ハンドボールに限らず、
各種目、隔年、毎年世界選手権が開催されていますが、
取り上げ方はあんまり大きくないですよね。
フェンシングがオリンピックでメダルを取れば
フェンシングの人気が上がって
競技人口が増える
レスリングなんて普段プレイできる環境はほとんどないけど、
誰もがレスリングという競技をある程度知っていて、
注目選手もいる。
注目が集まるから、
サポートしたいという企業も出てくる。
お金があるとできることも増えるから、
さらに強化ができる
さらに育成ができる
さらに普及ができる
さらに組織を強くすることができる
さらに関心が集まる
さらにいい人材が集まる
さらにいい結果が出る
さらにお金が集まってくる
といういい循環が出てきます。
やっぱり、オリンピックというイベントに参加する、しないというのは
とても大きなことなんですね。
もちろん、そこで結果を残すことが一番大事です。
結果を残したフェンシングの太田選手や
レスリングの吉田選手は
ご自身の名前が入った大会も開催しています。
そういう、普及、育成、強化の部分も
しっかりと視野に入れて取り組んでいるからこそ、
実力だけではなく、人気もありますし、
認知度も上がっていくのだと思います。
実はですね、、、
ハンドボールはですね、
実は全然マイナー競技じゃないんですよ。
水球選手に言われたことがあります。
「いいですよね、ハンドボールはメジャーで、、、」
何をもってメジャーかマイナーかの基準がわかりませんが、
この少子化の中、
ハンドボールの競技人口は増えているんです。
野球やバレーボールの人気の競技人口は減っているし、
全体としての母数も減っているのに、、、
ハンドボールは増えているんです。
これが投資なら。。。
この状況下で絶対数が増えていくハンドボールには、
大きな可能性がある、リターンがある、
と考えられますよ(笑)
もっとたくさんの人にハンドボールそのものを認知して欲しいなと思います。
やっぱりオリンピックに出る
というのが一番効果的にみなさんの目にハンドボールが入ってくることなんですよね。
そして最大のチャンスが
☆2020東京オリンピックなんです☆
次回はハンドボールとオリンピックの歴史について
画像はアジア選手権でバーレーンにいった時に訪れた、
バーレーン日本人学校の皆さんと。
この時初めてハンドボールを見た、
という子も多かったのですが、
すっかりはまって連日応援してくださいました。
こういう出会いを大切に、
少しずつ、一人ずつ、ハンドボールを好きになってほしいです☆