サムライ祭:高校生が熊本市活性化策--市中心商店街で /熊本 | 知多半田駅周辺の商店街 半田ランブリングタウン

サムライ祭:高校生が熊本市活性化策--市中心商店街で /熊本

熊本市内の高校生が、市の活性化のため自分たちで企画、
実施する催し「サムライ祭」が3日まで市中心部の商店
街で開かれた。


05年に始まり、今年で7回目。年々規模を広げ、今年は
フェアトレード商品の販売や、九州新幹線全線開業を祝う
メッセージボードなどを設置した。


公開討論会では、幸山政史市長や上通、下通、新市街の
3商店街組織の代表をゲストに、熊本城の観光客を中心市街
地へ呼び込む方法などを議論した。


高校7校への調査では、生徒の半数が新幹線の全線開業日を
知らず、街おこしへの若い世代の関心が薄いことが分かった。

このため若者が注目する店を紹介するパンフレットを作ったり、
親の買い物中に幼児を遊ばせる休憩所の設置などが高校生から
提案された。

ゲストの一人は、商店街の店の入れ替わりが激しいため
パンフレットではインターネットを活用することなどを
提案した。

パンフレット作りを提案した熊本農高2年の内田一海君は
「後輩にも引き継いで完成させていきたい」と話した。