パートナーシップと向き合うきっかけは、私の師匠の何気ない一言でした。

 

 

「お前さんの父方のお墓が荒れているよ」

 

師匠は私の額の人相を観て、そう言いました。

その言葉が心に引っかかって仕方ありません。

 

 

人の何気ない一言が心に引っかかる時って、実は何かしらの変化が訪れたタイミングのサインの1つではないでしょうか。

 

 

実は私は、小学5年生の時に両親が離婚しました。

離婚したその日から、父とは縁が切れていましたし、私が20歳になった頃には、

 

父は亡くなった

 

と勝手に思っていました。

 

 

元々DVだった父。

離婚した時は慰謝料は0円

小学5年生の時点で養育費は一括支払い100万円

 

 

母は、結婚した時に仕事を辞めざるをえませんでしたし、結婚した後は自宅からあまり外に出てはいけないという半分軟禁状態でした。

周囲近所の人とも会話をすることもあまり許されていませんでした。

 

 

母は、その反動からか?

離婚した後、今日に至るまで羽が生えたようにお出かけ好きになってます(笑)

 

 

そんな離婚後の生活は、キングボンビーな生活。

離婚した日、家財道具は父のお金で買ったのだから全て持って行く。

ということで、学校から帰宅したら、机や椅子、食器等、電化製品や家財道具は消えてなくなり、天井の電気すらもなくて、残ったのは黒電話1個と、子供達の机とベッドだけが残りました。

 

 

そこから今に至ります。

 

だから、苦しい毎日だったから、私の心の中では怒りと悲しみが沁みついていました。

きっと寂しさもあったのですが、その時点では恨みばかりが前面に出ていた私です。

 

 

でも、既に見つめるきっかけになった時期では、母との向き合い方にも変化が起こっていたので、私は

 

「いよいよ、一番奥底にある部分、父との関係を見つめる時がきたのだな」

 

という思いが出てきたのです。

 

 

 

師匠の一言から、父方のお墓を探す決心がついたのです。

 

 

 

次に続く~