こんにちは

新3年XCの下野です。

ブログを書くのはいつぶりでしょうか

そんなことも忘れてしまうぐらい怒涛の3,4月であったと思います

今回は我々が行って参りました新歓スキーの事についてお書きします。

どうかお付き合いしていただければと思います

色々綴ります

まずは前日譚からどうぞ


~前月譚~

 遡ることおよそ1ヶ月前、サーオリも始まっていないあの頃。追いコンもまだ、引き継ぎもまだ、自分がするべき引き継ぎもまだ、まだまだな事だらけでマダラが黒ゼツに裏切られた時ぐらいビックリしていたあの時、おそらく新歓カレンダー、及び4月の練習スケジュールを作ることに奮闘していたと思います。

 「カレンダー?パワポでやるんちゃうんか?え?エクセル?」

 「昔の先輩の活動予定表、聞けば貰えんちゃうか?え?Google drive?」

 分からないことだらけで常に先輩に聞きまくって聞きまくっていました。何か新歓イベントを考えなくてはいけない。それがカレンダーを作る上で1番懸念しなくてはいけない事項でした。聞けば五十嵐(神戸大)が新歓BBQを大学合同でやるとか。これはやるしかないと思い組み込む。新歓スキーに関しては今年もやるというのは何となく前々から決まっており、3月に雪が降ったおかげで両方のイベントをいい感じに調整できました。野沢の山々様ありがとうございました。

 新歓スキー。去年とにかく楽しかったのを覚えています。新入生を楽しませる側であるべきだったのにゲレンデスキーの魅力に取り憑かれてしまってアル転しそうになりました。クロカンにはない安定感、そしてスピード、快晴の下雪上を駆け巡り、周りの風景も楽しめるあの気持ち的な余裕と感動、たまりませんでした。

 今年は幹部ということで、先輩の言われるがままに行動していた去年とは違う状況での新歓スキーに臨むこととなりました(必然)。昨年との大きな違いは一緒に行った先輩の方々がいなかったことでしょうか。僕ら3年生が最高学年として行くこととなったこの新歓スキー、一体どんな試練が待ち受けているのでしょうか?ってかこれ前日譚ってか前月譚じゃね?.....その通りです。気づきましたか。そう、これは前月譚なのです!今からが前日譚です。というか、0日目です。


~前日譚(0日目)~

 4月19日、早朝1限吹田キャンパスの授業に出席する。相変わらず授業は、教授は何を言っているか分からない。一見優しそうに見えるパワーポイント君は味方では無く敵だったのだと再認識した。そっちがそうくるならこっちもと思い、理解を諦め、授業を片手にスマホでTwitter(新X)でスキーの情報を見ていたら何と長坂ゴンドラが止まっているとか?!?ナスキーも泣いてしまいそうな事実を突きつけられ、明日は大丈夫だろうかと不安が募る。数分後運行再開との事。ホッとしました。そういえば前日にいちかわ荘のおばちゃんに黄砂がすごいという話を聞き、それが影響してるのか?とも思いました。分かりませんが。ただ、当日のゴンドラに乗っていた時に見た野沢の山々様は確かに黄色かったです。ええ、とっても黄色かったです(震)。

 2限が終わり、午後は実験に参加しました。内容としては実験の過程でほぼ自動で出てくる試料をただただ汲み取って計測するだけの実験。化学科の大野が聞いたらキレられそうと感じ、実際に伝えたところ案の定「は?実験舐めてるやろ」とキレられました。だってしゃーないんだもん!

 楽すぎた実験が終わり、レンタカーを回収しに行かなくてはいけなかったので即座に帰宅。2年の新歓スキーに行く男たちはまだ運転が出来ないのでレンタルした2台のうち片方を凌大か2年女子に頼むことに。結果として瞳子が取ってきてくれました。ありがとうございました。

 18:30に現役部員に召集をかけ、荷積みが始まり始まり、アルペン板からクロカン板、ブーツ類、ポール、荷物、人生ゲーム(?!?)、ありったけの夢を詰め込みました。自分は豊キャン激近の家に荷物を取りに一旦帰っており、部室に再び戻るとなんとあのY田さんが!かの方は最近お忙しい故に部活で会う機会がなかったのですが、見送りに来てくれていました。色々とクロカン道具のレンタルの話や板の事を心配してくれていました。そして最後に「ガソリンには気をつけて(笑笑笑笑笑)」と言われました。かの有名なガス欠事件ですね。気になる方は昨年の新歓スキーのブログを見る事をお勧めします。とっても面白いです(他人事)。(というか、森下さんと安田さんのブログはやっぱ何度見返しても面白いんで是非見て下さい。)今年はそんな事起こらないようにしないと(震)と思いました。

 新入生が19:00に集まり、色々と荷積みも終わり、Y田さんに「新入生をハイエースに乗せるとか、やぁばぁ、やばすぎだろ(笑笑笑)」と得意のY田節をいわれつつハイエースに新入生を乗せて出発(無情の極)。車の中、色々と大丈夫かなぁと思っていましたが、ハイエースの中は思った以上にワイワイ。それもそのはず。来てくれた新入生は合計4人で2人はすでに入部してくれており、もう2人も何回か新歓に来てくれていたので雰囲気はすでに和やかでした。2年生も個性豊かで面白い人しかいないので(特に西岡とか、西岡とか、西岡とか)新入生もさぞ楽しかったことであろうと思いながら、助手席にてただただ笑いながら話を聞いていました。

 途中に多賀SAに到着し、晩御飯を食べていると衝撃の事実が判明。新入生の1人が白ご飯の匂いが嫌いとのこと。「ご飯の匂いとは?....」と何度も自分の中で?が現れては消えての繰り返し。いや、結局消えることは無かった。これに加え、2年生と1年生の話を聞いていると何やら「きくのじょう」と西岡が新入生を呼んでいたのを発見。一文字もその新入生の名前に関係無く、これもまた意味が分からなかった。由来を聞いてみれば「天から降ってきたんです」との事だそうで。彼はやはり分からない。それが彼の魅力でもあり、人を惹かせるのだろう。たまにマジで理解できないけどなぁ!?!?!

 夕食を食べた後はそのまま途中で道を間違えるとか、事故とか、そういったトラブルは無く我々新入生を乗せたスキー部一行は無事いちかわ荘に着くことができました。よかったです。着いてからは荷下ろしをして即座に就寝しました。

 0日目はこれにて終了です。



~1日目~

 丸がお風呂に行きたいということで他のメンバーや新入生と一緒に朝はお風呂に入りに行きました。行ったのは当然(安野さんの大好きな)新田です。野沢の洗礼を浴びさせるのも体験の内、ということで新入生にも来てもらいました(新入生が行きたいと言っていたから連れて行ったんです。ええ、丸が)。やっぱり新入生は熱かったと言っていました。

 朝食を食べ終えた後、準備を終え、宿を出ました。向かう道中であまりの雪のなさに少々不安になりつつ、ハイエースに道具と新入生を乗せた我々一行はゴンドラ付近の駐車場へ向かいました。僕らが思うほどであれば況んや新入生をや。しかし、長坂ゴンドラに乗ったその先には雪が。相変わらずの野沢の風景がそこにはありました。

 初日はゲレンデスキーを体験してもらうということで早速新入生に板、ブーツを履いてもらい一緒に滑りました。各チームに分かれてゲレンデスキーが始まりました、があれ?

 「新入生上手くないか!?」

ゲレンデスキーではないもののクロスカントリースキーというものを2年やってきた身ではあるが、想像以上に新入生が滑る滑る。普通のゲレンデスキーのコースは何なら退屈そうでした。いきなりやまびこは無いだろう....と思いつつある程度上の平のゲレンデを滑った後はちょっと急な坂のとこ(名前忘れた....)も難なく滑っていく新入生一行。終いにはやまびこに行きたいという話を聞きつけ震えました。


集合写真!


偉大な背中と山々


 午前の体験が終わり、上の平のロッチ付近で昼食を食べ、休憩した後午後の体験が始まろうとしていました。午前の新入生の滑りがやはり上手すぎたので午後はやまびこに行くという話になりました。凌大が「やまびこ行きたい人ー」と聞くと新入生は全員手を挙げていました。僕は挙げませんでした。

 全員でやまびこに行くことになり(悲)、リフトに乗って行ってみるとそこに現れたのは「これ斜度45度あるくないか?頭悪く無いか?」とも言わんばかりの下り坂がありました。やはり上の平が生ぬるかったのか人が多く、上手い人がビュンビュンとかっこいい滑りを決めていました。凌大先導の元下っていきましたが、


「あ、ありのままその時起こった事を話すぜ!おれは、新入生が坂でまだ止まっていると思ったらいつのまにか彼らは降りていた!」


のです。ポルナレフも疑うレベルで意気揚々と下っていく彼らは一体何者!?そんなことを思いつつ、何とか下っていくともう太腿が悲鳴をあげていました。滑り終えた後に凌大から

「このコースはまだ楽な方やで〜」

と言われ、下山を即決意。

僕と西岡は丸とともに妃良理先導のもと上の平ゲレンデに帰ろうとし、帰り用のルートを行ってみるとそこに現れたのは先の見えない坂。臆病者を一切許さないやまびこ。やはり恐ろしい。なんなら最初に滑ったやまびこのコースよりも急だったと思います。なお、丸は何故か下ってまたやまびこに行ったとか。新入生4人は大野や雄大、凌大(大brothers)に任せ、僕らは下山しました。後々新入生に聞いてみたところ楽しかったとのこと。良かったです。

15:00に長坂ゴンドラ付近に集合し、この日はゲレンデスキーの体験を終えました。


やまびこ某所にて


彼は一体何を見据える...?



 というのが0日目、及び1日目の新歓スキーの内容になります。

 新歓スキー、やっぱり今年も楽しかった。一時の不安はありましたが、途中の荷積みや新入生のサポートとかを2年生が率先して行ってくれたおかげで色々とスムーズに事を為すことができたと思います。反省点としましてはアルペン板の貸し借りの件がごたついたことや新入生への配慮が一部欠けていたこと、情報の伝達が遅かったこと、など挙げればあげるほどでてきます。他にも定員割れした要因として金額設定が甘かったこととか、2年生への僕らの新歓の指示が的確でなかった事とか、2年生にもっと仕事を振れば良かったとか、チラシの作り方をもっと工夫すれば良かったとか、アリアリすぎです。もっとこうすれば良かったと思う事は沢山ありますが、それはまた来年同じ形、あるいは違う形で良いものに繋げてもらえればと思います。

 ここから先の1日目の夕方以降の話はNishioka君が書いてくれます。乞うご期待。

 それでは