こんにちはノルディック3年生の安田です。今日は大学生の本分たる授業に出席するためオフなんですが、毎日ブログを書かなければ寝られない制約と誓約を自分に課してしまいました。無い内容を振り絞って書こうと思います。果たしてこのセイヤクの対価として得られるものは何なんでしょうか。



怜子はブログを1日分書けと命じても渋そうな顔をしていましたが、たった1度ブログを書くだけで合宿を終えるなど甘々です。毎日書かなくては。先輩としての格の違いというやつを見せつけてあげます。


さて本日、大雪の中旭岳まで向かう皆を見送り、福井さんと僕の2人で宿に残ります。他の人が寒い寒い中で頑張っている中、暖かいお布団にくるまりながらゆっくりするのはとっても気持ちがいいです。


午前中は民法のお勉強。夕方からのゼミに備えます。我が偉大なゼミの教授は僕が北海道からオンラインで受講することを許可してくれました。先生のおかげでこの合宿を続けることができます。何かお土産を買って帰りたいところです。


午後からはオンラインでアルバイトをする予定でした。「予定」でした。が、相手方のトラブルのためバイトを行うことが出来ず。1時間ほど誰も入室してこないzoomの前で待ちぼうけることとなり、時間を無駄にしました。今日のバイトで宿1日分を稼ぐ予定だったので今後の合宿日数がマイナス1日されてしまうかもしれません。気持ち的に疲れたので1時間ほど寝ました。旭岳ではみんなが吹雪の中滑っていることだろうと思いながら寝ました。思いのほか寝覚めが良かったです。怜子にとってハイエースが菅田将暉なのかもしれませんが、ごめんね、こっちには「お布団」という名の佐倉綾音がいます。


残業に追われる福井さんの前で夕方からゼミを受講していると皆が帰って来ました。寒い中本当にお疲れ様です。みんながその後バドミントンをしているときも、飽きて晩御飯に行ってしまった時もゼミは終わりませんでした。バドミントンしたかったです。仕方ないので今日学んだ内容について以下書いていきたいと思います。主にT大学の3年法学部お2人とH大学の法律大好きガール、その他法学部生に向けて書いています。他の人は読み飛ばしてもらって結構です。


債権譲渡について勉強しました。スキー部でも多額のお金が動きます。もちろん、外部への支払いだけでなく、部員間でもお金のやり取りは発生するのではないでしょうか。では以下の問題について考えてみましょう。


「AさんはBさんに対して200万円の甲債権を持っていて、この債権には譲渡禁止の意思表示がなされています。

しかし、今すぐに現金が欲しくなったAさんは第3者たるCさんに160万円で甲債権を譲渡してしまいました。

この時譲受人たるCさんはBさんに債務の履行請求ができるのか???」


対して論点があるわけでもない基本的な事例です。これ書いてて思ったんですが、法律未履修の方ってこれ読んでどれくらいのちゃんと意味が理解できるんですかね?

法律用語と日常用語の区別がよくわからんくなってくる、法学部あるあるな気がします。

「債権」は日常用語ですよね??!!どうなんだ。

履行って日常用語とは違う気がする。第3者ってどうなんだろう。意思表示はどうなんだ???

十大戦会議で「限定列挙」と「例示列挙」のくだりでひと盛り上がり??した覚えがありますが、どちらも日常用語かなと思っていたら違うようです。説明は相手に伝わってなんぼなんでしっかり言葉選びを大切にしていきたいものですね。


事例に戻ります。履行の請求ができるのか???え!?だって譲渡禁止の債権を譲渡してるんだからルール違反じゃないの??請求しちゃっておっけいなの???


ここで適用されるのが民法466条2項、3項というやつですね。お手持ちの六法で引いてみてください。

譲渡禁止特約のある債権の譲渡は原則的には有効(466条1項)なのでCは履行を請求することができます。しかし、もしCが当該特約について知っていた、又は重大な過失により知らなかった場合に限りBは履行の請求を拒むこと、或いはもとの債権者たるAに弁済したことを持って債権消滅を対抗できるとしています。

つまり、Cがどこまで状況を理解した上で当該譲受を行ったかどうかで結論が変わってくるということですね。眠いのでこんな感じにしときましょう。

はよ次の話題を書かないと。来様の金曜もゼミなのでもう少しちゃんとした内容書くかなあ(誰が読むのだろうか)



やっとこさゼミが終わってご飯!!!今日も頑張ったなあ。眠いなあとか思っていると、変人OBたかひろふくい氏から耳を疑う提案が。

「望岳台にナイター練習しに行こう!」

流石、社会人をしながら平日に北海道まで来てスキーをする男の言葉は違います。常人では概念として頭の中に存在しない思考を言語化して世界に轟かせるので異国の言葉を聞いたかのような電撃が走ります。しかも今現在雪がクライマックスに降っていて視界も悪いし寒い。

渋いなあ🙃🙃🙃🙃と思いながらも、結局行くかあ😬😬となってしまうのは誰の影響でしょうか。多分みっちーの影響ですね。スキー部で過ごす時間を重ねるたびに、(というか道坂さんとスキーをするたびに自分がどんどんどんどんアホになっていくのを如実に感じます。)やりたい事はとりあえず全部やりたい派。多少渋くても、面白そう!!と思える自分のドキドキ💓を信じて行動するようにしているのは道坂さんの教えです。きっとこれからもアホであり続けるのでしょう。


↑望岳台への道


↑望岳台スタートエリア 


朝は全く雪の無かった望岳台も一日中降る雪でそこそこもふもふに積もっていました。しかし、圧雪はされていないのでポールをついたら道路に当たります。板は結構滑るけど、もふもふとした雪が板の動きを邪魔する、今まで経験したことの無い状況でした。最初の2kmぐらいは、案外いい感じ?!?!板もめっちゃ進むジャーン‼️という感覚でしたが、ラスト1kmくらいになってからが地獄。何度も何度も板が雪に引っかかって転けました。最初の頃は持ち上がった板もなぜか上げるのに一苦労。時間的な問題もあり、あと数百メートルで頂上、、、、というところで引き返しました。その時は流石にもう帰りたかったです。

帰りの下りも地獄でした。行きは追い風なので雪が顔にかからず快適でしたが、帰りは向かい風。もふもふする雪でスピードは阻害され、雪はこれでもかというほどに顔を攻撃する。こんなにも不快な下りは初めてでした。

それでもなかなか出来ない体験をできました。人生経験に勝るものはありません。帰りの車内で流れる、若者を応援するラジオのDJのメッセージが胸に沁みました。運転中音楽もいいけどラジオもいいなと思いました。


帰って来てお風呂に入って金曜ロードショーを見て、「このハンサム系の男、なんか顔が悪者顔じゃない???」と道坂さん、福井さんと話しながらディズニーの陰謀論について思いを馳せました。皆さんはどう思いましたか??

勉強1日、スキー0.5コマ、

絞ってみれば何かと出てくるものです。明日はクラシカルの練習です。1年生はクラシカルできるかなあ。きっと大丈夫かなあ。野鳥の森にカッターが入っていることを祈ります。

あとは、明日の夜はジンギスカンです。石原さんおすすめのマトンです。旭川に行く道中の雪だけが心配ですが、9個の目標のうちの一つをクリアするための大切な工程なので気を引き締めて臨みたいです。

全力で練習し、全力で楽しみ、全力で煽る??

何事もこれが大事です。瞳子、西岡、下野は明日で最後の合宿となりますがしっかりと一つ一つを全力で突き進んでほしいなと思います。それが時間が経っても色褪せない、煌めいた思い出となるはずです。