まだ先のことではあるけれど、今年も夏に娘の暴れるちゃんのピアノの発表会があります!

そして今年は昨年より早く発表会曲に取り組むことに。

12月末に発表会の話が先生から出た時には、え?早すぎない?と思ったのですが、「挑戦曲を弾くなら3月くらいから少しずつ練習を始めよう、それこそ1小節ずつ丁寧に」と言われ、なるほど…。

そのためには2月中には曲を決めなければならない。曲次第で3月から練習始めるか、4月から始めるか。

発表会曲だけじゃなく、他の練習曲も進めたいしさ。バランス、バランス。

 

で、選曲。

 

1曲、暴れるちゃんが気に入って弾いてみたい曲があるのです。ベートーヴェン(anh)のワルツ、「願い」。

と先生に相談してみたところ、「譜読みは出来るだろうし、無理矢理弾けば弾ける。でも絶対にバタつく。この曲を美しく弾くにはまだ手も小さいし体も小さい。」とズバッと却下。

 

 

なるほど!ただ弾けばいいってもんじゃないもんね!この曲は美しく弾けなければ意味がない。

調号が多いのは気になるものの楽譜の難易度的にはみっちり練習すればいけそうと思ったけれど、素人の私が考える難易度と、先生が子供に弾かせることを考えたときの難易度は違うんだな~。

いつか美しく奏でられる体の大きさになったら、存分に弾いてね。

 

となると、弾きたい曲は〜・・・先生、何を弾きましょう(何が弾けるでしょうか)。

先生と相談し、暴れるちゃんが弾くことになったのは、ショパンのマズルカop68-3。

初ショパン!

 

 

 

 

オチビーヌなのでいまだにオクターブが届かないのだけど、そこにこだわると選曲が狭まるので、ある程度はいってみようと。

オクターブ部分はアルペジオで弾くか、一音抜くか、先生が考えてくれるそうです。

 

ちなみに他の候補曲は・・・

ワルツ・レント メリカント

カッコウ ダカン

大雷雨 ブルクミュラー

シャコンヌ デュラン

バッハの小プレリュードのどれか

メンデルスゾーンの無言歌集から何か

ボルケヴィッチのアンデルセン童話集から何か

・・・辺りがありました。

個人的にはシャコンヌが一番弾いて欲しかった!でも暴れるちゃんはあまりお気に召さず。あとは大雷雨も私は大好き。弾いて欲しいなぁ。コンクールとかバンバン出てる同じ教室の男の子が3年生で弾いててとてもカッコ良かった!

無言歌集は難易度も色々あるので、またどこかで弾く機会があればいいなぁ。デュエットとか好き~~♪

 

暴れるちゃんとしては今年はエレガントで持ち時間いっぱいの長い曲が弾きたかったらしい。2曲弾くのは子供っぽいイメージがあるみたい(笑)。9歳・・・子供のくせにwお姉さんぶりたいお年頃。

でもショパンのマズルカ(←短い)を聴いたら、これが弾きたい!と即決。

また先生が弾みのある演奏で、パリっと素敵に弾いてくれて♪

私が弾いてみたら濁る。とても濁る。先生のように弾きたい(絶対無理)。暴れるちゃん曰く「ペダルが下手。踏むタイミングもだけど、外すタイミングがおかしいからそんなに濁るのよ」だそうです。コノヤロー!いっちょ前に!

 

短い曲なのでもう1曲必要ですか?と先生にお尋ねしたところ、

ショパンとかの大作曲家の本格的なクラシックは、長さより完成度が大事だから!

とのことで、ひとまずはこの1曲に集中して完成度を高めるところを目指すようです。

 

そうよね。ショパン様はショパン様。

簡単な(に聴こえる)曲でも難しい!!

 

まずはショパンを少しでも理解するために、偉人伝読みます。

マズルカはポーランドの民族舞曲で、ポーランド出身のショパンの祖国への思いもある曲なんだよ、ということくらいは知って弾いてもらいたい。

 

 

 

練習が始まったらまた母娘、苛立ちの時間、バチバチな時間も多々乗り越えなければいけないだろうなぁ。

もう最近は技術的なアドバイスは極力しないように努めているけれど、練習をさぼることや怠惰な態度で練習すること(ハノンをすっごくグダグダに1回だけ弾いて終わらせるとか許せん!)に関してはムキーッとなってしまうワタクシです・・・。自分も子供の頃練習さぼってくせに。

 

とにもかくにも曲は決まったので、ショパン様に失礼のないように、しっかり仕上げてくれよ~。

 

 

 

我が家にあるショパンの楽譜は全てパデレフスキ版。近年はエキエル版が主流らしいけど、買いなおすのもな~・・・というわけで、将来娘が自分で買わない限りはパデレフスキ版でいかせてもらいます。