こんにちは ビューティースタイリスト高溝です。
ほんとうにしばらくぶりの更新になってしまいました。
なんだかんだと忙しく・・・
そう、私はネイリストとして活動をしてきましたが、3年半前からもともとの美容師の資格を生かし医療用ウィッグを必要とする人たちにカットをする仕事をスタートしました。
今では、医療用ウィッグの仕事が7割くらいをしめています。
まぁでもネイルのお客様もずっといらして下さる方がいますので続けていますよ。
医療用ウィッグが必要な方というのは主に抗がん剤治療が必要になった方です。
乳がんや婦人科がんになってしまい、抗がん剤治療をしないといけない・・・
今、テレビでも話題になってますよね。
芸能人の方も最近、乳がんにかかる人が増えているのでしょうか・・・
3年半前から、今まで約300人近い方に医療用ウィッグを用意させて頂きました。
その方々と接している中で、抗がん剤は、爪にも副作用が出てしまうということを知り、私なりにそういう方々にどうにか出来ないかと、ネイリストとしての知識を使っていろいろとやってきました。
最初のころは、やみくもに施術を行ってしまい、悪化してしまったり・・・いろんな経験をしました。
同じような活動をしている方にいろいろ話を聞いたり、さらに勉強を重ねここ1年くらいは様々なところで爪の副作用について講習をしたりするようになっています。
首都大学で「がん化学療法認定看護師」を目指している看護師さん達に、化学療法での爪への副作用について授業をしています。
これは実は昨年に続き2年目です。
今年も依頼を受けていて、11月に授業を行う予定です。
それから、最近、小林麻央さんの闘病のニュースでいろんな番組で乳がんについて、抗がん剤についての特集がされていました。
そんなときにフジテレビ、突撃LIVEグッディのスタッフから電話があり、抗がん剤の爪の副作用の写真を提供してくれないかと・・・
この3年半で施術させて頂いたたくさんの方の写真から数枚、提供させていただきました。
こういう写真を持っている人ってあまりいないんでしょうね。
ちゃんとクレジットを出してくれて、私の名前もばっちり映りましたよ。
このような活動は、実はもう一つの医療用ウィッグのブログに書いています。
http://blog.goo.ne.jp/frangipani-noriko
こちらの、カテゴリーの爪のところを見て頂ければいろいろな情報が見れます。
前置きが長くなりましたが・・・
実は、ネイリストの皆さんでも、抗がん剤で爪が上の写真のようになってしまうということをご存じない方がほとんどじゃないでしょうか。
爪がこんな感じで剥がれてしまったり、変色したりしたら・・・ネイルサロンに行けばなんとかしてくれるんじゃないかと・・・そう思うのが普通ですよね。
でもネイリストの皆さん、このようなお客様がいらしたら適切な対応が出来ますか?
今、私のところに医療用ウィッグを作りにくる患者さんは、40代が一番多いんです。
次が30代50代
ネイルサロンに毎月通っている・・・なんて方も多いんです。
皆さんの大事なお客様が、ある日突然抗がん剤治療をすることになったんですって相談に来たら・・・きちんとアドバイスをしてあげられますか?
実は、結構前から、全国のネイリストの方から、抗がん剤に対する爪への副作用のことを教えてほしいと、問い合わせがきているんです。
近くの方は、実際に講習に来た方もいます。
ずっとやらなければ・・・って思っていたのですが・・・ようやく実現です。
ネイリスト向け、美容師さん向けに講習を始めます。
詳しいことは、もう一つのブログに書いてありますのでそちらをご覧ください。
それとこちらのブログにも少しづつ、抗がん剤と爪に関しての記事も書くようにします。
よろしくお願いします。