雨のあとに虹・Part2 その24
「今は何をしをしていたの?」
深澤久美子は電話の向こうの敏弘に言った。
「職場から帰って一休みしたところだよ。」
敏弘が言うと
「いつも遅くまで大変ね。」
深澤久美子は言った。
「この研究は総武グループと提携して海外に進出して環境や経済を活性化させるのに必要だからね。」敏弘が言うと
「総武は鉄道や遊園地だけじゃなくて敏弘さんの研究にも関係があることをしているのね。」
深澤久美子は感心したように言った。
「そうだよ。」
敏弘が言うと
「堅実な会社なのね。」
深澤久美子は言った。
「この件は誰にも話したらダメだよ。」
敏弘が言うと
「解っているわ。」
深澤久美子は言った。
「そろそろ出発の時間です。」
陽子が言うと
「行こう。」
俊之は言って素早く席を立った。
「現場には立花さんも行っているはずです。」
陽子は言うと俊之と並んで歩き出したのである。社長室を出て廊下を俊之と陽子が歩いて行くと俊之を見た総武の社員は一礼をした。俊之も会釈をするが陽子は胸を張って堂々と歩いていたのである。
「おはようございます。」
社用車の前で田中が待っていた田中が言うと
「おはよう。」
俊之は明るく言って社用車に乗り込んでいた。陽子も俊之の隣に座ると社用車は静かにスタートしていた。
「この考えたによれば答えが簡単に導かれます。」
大川文弘教授は大声で講義をしていて久美子と純子は大川の目を見て聞いていた。
「久美子。」
純子は小声で言った。
「どうしたの?」
久美子も小声で言った。
「教授が言っている内容を理解できる?」
純子が言った。
「簡単だよ。」
久美子が言うと
「ここは必ず試験に出しますのでよく勉強をしておいてください。」
大川は大きな声で言ったのである。