雨のあとに虹・Part2 その3 | 開運童子のブログ

雨のあとに虹・Part2 その3

「今日は道が空いているので時間より早く着けるかもしません。」

運転手の田中進は言った。

「それなら総武遊園地の近くまで来たら教えてください。」

俊之がは言った。

「かしこまりました。」

50歳を少し過ぎた田中は言った。その時俊之の携帯が鳴りメールを着信していた。

「育子さんからだよ。」

俊之は言うとすぐにメールをゆっくりと見た。

「育子さんは何だといっていますか?」

陽子が俊之に言った。

「高村さんは元気に社長業に励んでいると思いますが私は合宿で毎日卓球にどっぷり浸かっています。」

と書かれている京野育子のメールを陽子に見せて

「僕は毎日社長業に励んでいますが周囲の人が助けてくれるので助かっています。」

俊之はメールを送信した。

「育子さんは練習で大変ですね。」

陽子は言った。

「北京へ行く前に時間を作って会いに行きますので久美ちゃんともゆっくり会いましょう。」

すぐに育子から返信があった。

「僕もゆっくり育子さんに会いたいと思っていました。」

俊之が送信すると

「霊感はしっかり働くのですが馬券を買う余裕がないのが残念です。」

育子から返信が来た。

「育子さんらしいね。」

俊之が言ってメールを陽子に見せた。

「さすが育子さんね。」

陽子が言った。

「川嶋さんも僕と同じ印象を持ったみたいだね。」

俊之が言うと

「リラックスして実力通りの試合をすればメダルも夢じゃないですね。」

陽子にしては珍しく分析以上の評価をして言った。

「育子さんにもすっかりお世話になったから北京に応援に行きたいね。」

俊之が言うと社用車は総武遊園地の近くに来ていたのだった。

「川嶋さんから道が空いているのでこちらへ早く着くと連絡がありました。」

立花は言った。

「それはよかった。」

久美子が言うと

「お昼は社長が来られてからにしますか?」

立花は言った。

「俊さんが来たら一緒に食べようと思います。」

久美子は外にあるメリーゴーランドを見て言った。これで写真を撮り終えて午前中の仕事は終わりであった。午後には2回ほどキャンペーンガールとしてセレモニーに出席したあとは俊之と一緒に新社長就任記念で久美子と同じ名前の深澤久美子へ記念品をプレゼントするのである。

「高村社長も就任されたばかりでお疲れだと思います。」

立場は言った。

「今年の夏は暑くなるそうですから余計に心配ですよ。」

久美子が言うと

「久美子さんも無理して健康を害さないように注意してあげてください。」

立花は言った。

「ありがとうございます。」

久美子が言うと

「健康があってのこその仕事ですよ。」

立花は言った。

「私も気をつけます。」

久美子が言うと

「時々休憩も必要ですよ。」

立花は言った。

「立花さんもお疲れではないですか?」

久美子は立花を気遣かって言った。

「私は大丈夫ですよ。」

立花が言うと

「無理をしてはだめですよ。」

久美子は言った。

「私もいきなり専務になったので慣れない事が多くて大変ですよ。」

立花は言った。立花は元気あにょうであるが少し疲れがあるように久美子は感じていた。立花は元来のハキハキした口調と体育会系の人に多い姿勢を正しての行動に元気よく活発的な印象を受けるのであるが内面は違うようであった。