雨のあとに虹 その210
「高村さんと久美子さんとひとみさんに育子さん。」
春香は4人を見て言った。
「春香さんは見事に夢を実現させましたね。」
俊之が言うと
「ありがとう。」
春香は言った。
「HARUKA-SHIRANIのオープンおめでとうございます。」
久美子が言うと
「ありがとう。」
春香は言った。
「私には縁のない世界だと思っていました。」
久美子が豪華な店内を見て言った。
「これからは縁があると思うわよ。」
春香が言うと
「そうでしょうか?」
久美子は言った。
「作戦を成功させてよ。」
春香は久美子の耳元に小声で言った。ひとみと育子がふたりを見て微笑んでいた。
「すばらしいお店ですね。」
俊之が言うと
「ありがとうございます。」
大介は言った。俊之はいつの間にか大介と話が弾んでいるのであった。
「久美子さんにはこれを帰りに渡すわね。」
春香は言ってデザインを久美子に見せた。
「とても素敵ですね。」
久美子が嬉しそうに言った。
「こちらはひとみさんね。」
春香は言ってひとみにもデザインを渡した。
「こんな素敵なデザインをいただいて良いのでしょうか?」
ひとみは不安を隠せずに言った。
「ひとみさんからプレゼントするのよ。」
春香は言った。
「ありがとうございます。」
ひとみが言うと
「育子さんにはこれね。」
春香が言って育子にもデザインを渡した。
「プロのモデルさんでも着こなすのは難しいくらい素敵ですね。」
育子は言った。
「久美子さんもひとみさんも育子さんもスーパーモデル顔負けの美貌の持ち主よ。」
春香が言うと
「そんな事はないですよ。」
ひとみは言った。
「みなさんご自分で気がついていないだけよ。」
春香が言うと
「私はお転婆ですよ。」
育子は言った。
「そんな事はないですよ。」
久美子が言うと
「高村さんにもモデルを頼もうかしらね。」
春香は言った。
「素敵なバッグとスカーフありがとうございます。」
ひとみがあらためて言った。
「ワンピースにブレザーがかわいいです。」
育子が言うと
「スカート型のスーツはおしゃれで大人の女性に見えますね。」
久美子は言った。
「みなさんにプレゼントしたものは世界にひとつしかないのよ。」
春香が言うと
「本当に素敵ですね。」
ひとみは言った。
「高村さん。」
春香が俊之に言うと俊之は春香の方へやって来た。
「大介さんと話が弾んでしまってね。」
俊之が言うと
「高村さんにはこのスーツとネクタイね。」
春香は言った。
「それはありがとう。」
俊之が言うと
「おしゃれな席に行く時につけてね。」
春香は言うと俊之にデザインを渡した。
「いつ着ようかな?」
俊之は嬉しそうに言った。