お正月に帰省すると楽しみなのが
母の作る
煮なます。
紅白なますとは、一線を画す
地味な茶色の大根だけのなますである。
味付けは醤油と酢。
隠し味は干し貝柱。
干し貝柱がないと始まらない!
なかなか高級な大根のなます。
私の中で、煮なますと出会ったのは10年以上前。
帰省したとき、近所のおばさまが作ってくれたのを食べて、感動!
その時は貝柱は入ってなかったので、なくてもよいのかも。
それから、母がよく作ってくれた。
まぁ、おどろくほど、食べれちゃう!
究極のダイエット食品かも!
今では、お正月の定番料理の一つ。
もう、おせちの仲間。
しかし、他の地域ではあまり食べられていないようだし、レシピを検索しても我が家が作るような煮なますは出てこない。
なんなんだろう?
新潟の郷土料理なのか?創作料理なのか。
どっちでもいいや、ということで、レシピをご紹介したいのだが
昨日、切り干し大根と貝柱の缶詰で作ったら
最高に美味しい煮なますができたので
母のではなく、私流をご紹介したい。
切り干し大根を使うメリット
切り干し大根だと
大根の千切りをしなくてよいから、すごい楽!
そして、歯ごたえもあって美味しい!
旨味と栄養価がアップ!
油を流す効果があるらしいので、ダイエットにも最適。
切り干し大根の煮なます
切り干し大根
貝柱の缶詰 1缶
→干し貝柱を戻したものでもOK
その場合、酒で戻す
出汁汁
酒
醤油
酢(カンタン酢でもOK)
残念なことに…
量はすべて、適当!
失敗するとしたら、醤油と酢の量なので、
ちびりちびりと入れて、好みの味に合わせてください。
作り方
①切り干し大根は、よく洗って、15分くらい水につけておく。
②鍋に切り干し大根と貝柱(汁ごと)を入れ、ひたひたになるくらいの出汁を入れて、火にかける。
出汁のない方は、粉末の出汁でもOK。
③沸騰してきたら、酒、醤油、酢を少なめに入れる。
醤油と、酢を好きな味になるまで入れる。
カンタン酢を少し入れると美味しいかも。
昨日、酢を追加するとき間違ってカンタン酢入れたら美味しかったので。
④冷まして出来上がり。
タッパーに入れて冷ましていたら
切り干し大根嫌いの息子が、
「何?これ?
美味しくてやめられない!」
と、ほぼ全部食べてしまった…
お正月、母の作った普通の大根の煮なますは食べなかったのに。
びっくり!
息子が食べてくれるって、よっぽどおいしかったんじゃない?
私も食べたい、でも、貝柱缶詰はもうないし。
タッパーに残った出汁をベースに、もう一度作った。
切り干し大根は
油を排泄してくれる効果が大きいらしいので
積極的に食べたい。
珍しく、揚げ物が続いた後だったから
余計に体が欲していたのかも。
先週、サモサにはまって連日食べたのだ。
貝柱の缶詰は高そうなので
干し貝柱を買って作ろう。
貝柱は、そんなにたくさん入れなくてもいいと思う。
母曰く、干し貝柱を戻すときはお酒で戻すんだって。
油も使わず、砂糖も使わない、さっぱりが病みつきになる煮なます。
生の大根でも、切り干し大根でも。
生の大根の場合は、さっと湯通しして、一度加熱した漬け汁に漬けるだけだそう。
適当レシピで申し訳ないけど、めちゃくちゃ美味しいからおすすめ!
なんなら、貝柱なしでもいいのかも。
または、干ししいたけ入れたり。
お財布にもヘルシーな煮なますにもチャレンジしたい。
その後、レシピが完成。COOKPADに載せました。
wai