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【マッサージ三昧の旅】
バンコク 5日間の旅
2009年3月。初めてタイに行った時から憧れていたオリエンタルホテルに泊まる夢を叶えた旅。
そして、オリエンタルスパ、バンヤンツリースパでマッサージを受ける夢も実現。
とにかく贅沢三昧、マッサージ三昧した一人旅の備忘録です。
【日程】
1日目 金沢⇒名古屋空港⇒バンコク ローカルスパ⇒ゲストハウス泊
2日目 バンヤンツリースパ⇒オリエンタルホテル泊
3日目 オリエンタルスパ、オリエンタルホテル泊
4日目 ヘルスランド ⇒夜バンコク⇒
5日目 名古屋⇒金沢
◇レートは1B=2.7円
🔸この旅については、テーマ《マッサージ三昧の旅》にまとめてあります。
【3日目】
この後のお話。
チャイナタウンからホテルに戻り
もう一度
予約の手紙を確認した。
スパの予約は14時だ。
マンダリンオリエンタル・バンコクに
併設された
オリエンタルスパ
ここも私にとっては
憧れの場所だった。
スパ好きだったら、
誰もが行ってみたい場所じゃないだろうか。
ホテルのチェックイン時に
予約したのだと思うが
その後、スパから
予約確認の手紙が届いていた。
特別感が増す。
スパはチャオプラヤ川対岸にあるため
ボートに乗っていく。
ホテルの庭を通り、
渡し船乗場に行く。
真昼の日差しが強い。
どのくらい時間がかかるのか
わからないため
早めに部屋を出た。
ボートで対岸へ。
わずかな船の旅。
乗ったのは私だけ。
非日常へ連れ去られていく。
対岸へ着くと、
出迎えのスタッフが待っていた。
スパへと案内してくれるが
途中の庭が美しく
本当は、
一人でゆっくり歩きたかった。
途中、トイレがあったので
それを理由にバイバイした。
この先まっすぐ行くとスパですよ。
と親切に教わって。
心を整えるのに
トイレはいい場所だ。
高まる気持ちを静め
一人スパへ向かう。
スパへ続く館内も
花に溢れ美しい。
寄り道の誘惑。
スパに到着した。
息を整え
階段を上り、ドアを開ける。
受付には4人のスタッフ。
にこやかに迎えられホッとする。
バンヤンツリーもそうだったが
受付の人が感じがいいと
好感度はぐんと上がる。
それほど広くない待合室。
可愛い雑貨等も販売されていたが
椅子に促されたので
じっくり見ることができない。
横目でチラチラ。
こういうところが小心者だと思う。
終わった人、
これからの人、
思った以上に人の出入りが激しい。
なので
写真も撮りにくい。
スリッパに履き替えると
冷たいお茶と
いい香りのするおしぼりが出される。
しそ茶だろうか?
簡単なカウンセリングシートに記入する。
ホテルの部屋番号と名前、住所とか。
てんかんはありますか?
アレルギーは?
手術は?
該当する人だけチェックする質問が
いくつか並び
最後に日付とサイン。
受け取りにきたスタッフから
「14時のご予約なので
もう少しお待ちください。」
っぽいことを言われる。
いよいよだ!
ちなみに今回受けるのは
『ORIENTAL SIGNAATURE MASSAGE』
60分 3500バーツ(9450円)
ボディコースである。
コース名の響きにうっとり。
オリエンタルって言葉にノックアウト!
説明は英語なので
読めず。
一体どんな体験ができるんだろう?
前もって知っておくのもいいが
知らないのも楽しみ倍増だ。
時間になると
担当セラピストがやってきた。
名前は忘れた…メモってなかった。
待合室は狭いが、
その先には
たくさんの部屋があって
迷いそう。
使用中の部屋には
ジャスミンの飾りがかけられていた。
タイらしい素敵な演出。
バンヤンツリーのレシート挟むより
こっちがいいな。
オリエンタルスパは
タイの伝統的家屋をイメージしているのか
明るい茶色というのか
木のぬくもりが感じられて落ち着く。
2階に上がる。
案内された部屋は
手前にシャワーと洗面台があり
奥が1段高くなっていて
マットが2つ敷かれてあった。
ホテルの客層を考えると
カップルでマッサージを受ける人が
多いのかもしれない。
白のシーツとタオル。
シンプルで清潔。
担当セラピストさんが
室内の説明をしてくれた。
アメニティーやシャワー等
相手はもちろん英語なので
わかるようなわからないような・・・
その後の着替えの部分で
大いに
戸惑った。
ジェスチャーを加えて
説明してくれる担当セラピスト。
「全部脱いで、
このタオルを体に巻いて
待っていてください。
3分後に来ます。」
たしかにそう言っていた。
「3分後!」と繰り返し
彼女は退室した。
え?
素っ裸なの!?
ちょっと、日本人には
慣れないシチュエーションだ。
どこのスパもたいてい、
紙ショーツを履く。
なぜに裸?
しかもオイルマッサージコース
というわけでもない。
パンツはいてても
よくない?
疑問がうずうずと渦巻くが
たしかに、彼女は
『オール脱ぐ』
と言っていた。
でも、彼女言う『オール』の中に
ショーツは入っているのか?
ショーツなんて脱がないのが当たり前
って思ってたりして?
3分しか悩めないけど!
しかも、アメニティの中に
紙ショーツを発見してしまったから
余計に悩みが深くなる。
どうしようかな・・・
知らん顔して、はいてようかな。
これから
憧れていたスパで
スペシャルなマッサージが
待っているというのに
パンツを
はくか、はかないか
どうでもいいことに悩むのであった。
言葉の壁は、厚かった。
今改めて
その時の自分を思い返すと、
『くっだらなくて、
ちびまる子ちゃんみたいだな』
って思う。
きっと、まるこも、この状況なら
私と同じように悩んだだろう。
続く
wai