昔、愛人~ラマン~という映画があって
そのラマンという響きに
うっとりした記憶がある。
退廃的なフランスの香りのするような…
映画の舞台がベトナムで
フランスとベトナムと中国の
ミクスチャーだったから
余計に。
ミニマリスト秋子さんの紡ぎだす世界観は
独特。
前からちょくちょく
『夫を愛人と思って暮らす』
という言葉が登場していましたが
今回は秀逸!
↓↓↓
最後の言葉にドキっ!
そう、夫だと思うから
あーしてほしい
こうしてほしい
子育てももっと手伝って
食器くらい運んでよ
どうしてこのくらいやってくれないの?
友達の旦那さんはやってくれるのに
みたいなのが出てくる。
愛人だったら…
ゆるせること、たくさんありそう。
きっと
秋子さんなりの
愛人設定があって
それはよくわからないけど。
ふふふ
と笑みをたたえながら
もー、
何にもできないんだから
可愛い人ね♥️
みたいな感じに思えるのかしらね~
夫とか、妻だと思うと
私のもの(所有物)感覚で
思い通りにしたい欲がでてくるけど
愛人は
どこか、完全には手に入らない存在
もう、しょうがないよね、この人は♥️
惚れた私の負けよ
みたいなw
愛人という距離感は
よいかもしれない。
結局、しんどいのって
自分の心の感じ方で
自分の想定する『夫のあるべき姿』と
現実がずれてると
辛い。
甘い愛人じゃなくとも
現実に合った、キャラ設定をするのも
よいわけよね。
この人、いっつも上から目線で、嫌みだわ
って思ったら
権力に弱いハゲ上司にしてもよいし
博学で、細かいなら
名誉教授とかねw
ゲーム感覚
ドラマの主人公のつもりで
たまには夫を
別のキャラにして接してみても
面白いかも。
愛人っていう言葉はリアルすぎるし
ラマン、って呼ぶのもありよね。
もちろん心の中で。
wai