※1997年11月のベトナム旅行記です。
この記事の続き
ヴィンロンに1泊した翌朝。
夜中に近い時間帯から、
船のモーター音がうるさくて、
寝不足気味…
ホーチミンに戻る途中、
ホーチミンに戻る途中、
ミトーで、半日観光しないか
とガイドさんに誘われ、乗ってしまう。
もちろん別料金である。
ミトーでは、笠をかぶってボートを漕いで、
ミトーでは、笠をかぶってボートを漕いで、
狭い水脈を通ったりと
ザ・メコンデルタ観光!
といった内容を体験できた。
その後ホーチミンへ戻り、注文していたアオザイを取りに行く。
その後ホーチミンへ戻り、注文していたアオザイを取りに行く。
すっかり忘れていたけど、
たぶん市内観光の時に
ガイドの二ャーさんに連れていかれて、
作ったんだと思う。
今考えると、さまざまな面で
今考えると、さまざまな面で
二ャーさんの強引さを断る勇気のない
お年頃だった。
アオザイの時は、たしか
「この店は良心的で安いです。
日本に帰ってから、
パーティーや結婚式などで着れますよ。」
と言われ、
と言われ、
そっか~!
それはいい!
と思って注文してしまった。
パーティーなんてないだろうに。
オーダーメイドだから、体のラインぴったり!
と思って注文してしまった。
パーティーなんてないだろうに。
オーダーメイドだから、体のラインぴったり!
ただ、白いパンツは、適当な感じの作りだった。
私は異様に似合ってしまった、アオザイ。
一方、Kちゃんは、いまいちだったみたい。
シンプルな柄を選んだつもりが、
実はベトナム人は無地のアオザイを着る。
だから、柄付きのアオザイを着て
だから、柄付きのアオザイを着て
町をぶらつくのは
結構恥ずかしいことなのだ。
日本で、外人が
ド派手な着物着て歩いてるのと一緒である。
でも、せっかくだからと、
でも、せっかくだからと、
その後アオザイを着てブラブラしていた。
1人でサイゴンホテルのエレベーターに
1人でサイゴンホテルのエレベーターに
乗っていた時のこと。
日本人の男性が二人乗ってきて、
日本人の男性が二人乗ってきて、
私を見るなり
「やっぱり、
「やっぱり、
ベトナム人はアオザイ着るんだなあ~」
的な会話を始め、居心地が悪かった。
『わたし、観光客の日本人ですけど…』
と言いたいけど、言えない微妙な状況。
二ャーさんにも言われたが
アオザイ着ると、
私は本当にベトナム人に見えるらしい。
どうせなら、もっとシンプルなのを着て、
どうせなら、もっとシンプルなのを着て、
ニセベトナム人ごっこを楽しみたかった。
このアオザイ。
何度も断捨離の標的になりつつも、
このアオザイ。
何度も断捨離の標的になりつつも、
どうも捨てられずに18年。
一度は、友人の手に。
スマートな彼女はアオザイが似合う!
あれ?
もしかして、彼女にプレゼントするために買ってたの!?
きっと、そうだ。
10年後に出会う友人のために、
一度は、友人の手に。
スマートな彼女はアオザイが似合う!
あれ?
もしかして、彼女にプレゼントするために買ってたの!?
きっと、そうだ。
10年後に出会う友人のために、
不思議なもので
どうしても手元に置いておきたくなった。
そういう品が時々ある。
人手に渡してはいけない、と感じる物が。
残念なことに、あの頃から
ずいぶんと体型が変わってしまったのだが。
また着れる日を夢見てダイエット頑張ろう!
この旅でお土産はたくさん買ってきたが
残ってるのは、このアオザイだけ。
やっぱり買ってきてよかったのだ。
wai
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