「英語が世界で一番難しい言語?」そんなわけがない。
反対する旦那さまを押し切って 4年目にやっと 英語教室に通うことになった。
以前、アメリカに住んでいたし、勉強もしたのに、、、というのが旦那さまの意見。
でも、喋りたいことの40%も思ったような英語にできない私。 何か得るものがある!と思うと通ってみたかった。
それに、学生時代の英語学校のことも忘れなれない。 外国人同士のつながり、すぐに仲良くなれる雰囲気、、、そんな中に 自分をまた置いてみたくなったこともある。
町主催の英語教室。 毎週1回、夜に2時間ある。 日本人なんかいないこの町。 クラスメートは ラテンアメリカ、アフリカ、アジアからきた人達。 予想通り、みんなすぐ仲良くなれそうな気がしている。
レベルは初級と上級に別れている。 初級は、「今何時ですか?」系の英語を基礎から教えてもらう。
私の入ったクラスは、新聞雑誌を読むから、、、との説明だった。 てっきり上級というのはディスカッション中心の楽しい授業だとばかり想像していた。
初日に入ってきたのは、 おばあちゃん、S先生。 あれ?
あんまりニコニコしない、、、。
あれ?? 想像と違うかも、、、、。
ニヒルな風貌のおばあさんで、クラスに楽しい笑い声が 一つも響かないままプリントをこなす授業が続く、、、。
生徒が 答えを間違えたり、発音が上手くなくて通じにくい時、
『ああ、仕方ないわ。 英語が出来ないのね~。 私が教えてあげるわ、だって英語は世界で一番難しい言語だもの、、、、。』
なんどとなく、聞かされるこのセリフ。 私には ひっかかった。
英語が一番難しい???
そんなわけがない。
100歩譲っても、、、やっぱり そんなことは ありえない。
この人は、外国語を学んだことがないのだ、と直感した。
少しでも外国語をやったことのある人は、 気軽にそんなことは言えないと思う。
どの言語だって、極めるのは難しい!
英語だって 日本語だって、 スペイン語だって ドイツ語だって同じだと思う。
母国語の種類によって、習いやすい言語があるのは 事実だと思うけれど、 (日本人より 英語に近いスペイン語を喋る人たちのほうが 難解な語彙にあたった時など かなり有利だと思う。)
同じ理由で 日本語を勉強している外国人に
「日本語は一番難しいよ~。 」って 日本語のすごさをアピールする日本人にも 疑問を抱いてしまう。
他のどの言語を日本語と同じレベルで 話されるのだろうか?
(外国語を苦労して学んだ人は、相手がめちゃくちゃな言葉でコミュニケーションしようとしていても、わかろうという気持ちでのぞんでくれることが 多いと思う。 たまに、母国語しか話さなくても きらめくほどのコミュニケーション能力を持っている人がいて 驚くことがあるけれど、、、。 それは、たぶん稀な才能。 他人の気持ちを察するって 難しいことだ。)
私には 4ヶ国語を ほぼ同じレベルで操る友達 Pちゃんがいる。
その子が言うには、 『スペイン語は 最初は易しいと感じるけど、レベルが増すごとに難しくなる。』 『フランス語は最初が とっても難しいけど そこからは 同じ難しさ。』 とのことだった。
「仕方ないわね、、、英語は世界で一番難しい言葉だから、、、。」
毎週、このS先生のこの言葉を聞かされながら 英語教室に通っている。 このセリフが出ると、若奥さんでコスタリカ出身の Mちゃんと 「またでたよ」と目配せしあってしまう、、、。
S先生、他の言語の勉強していないだろうなぁ。。。
毎回、S先生に勝ち誇ったように発音を正される Fくんが 気の毒になってくる、、、。
まだ、この英語コースは続く。
安いけど、受講費も払ってしまったし。
プラスになるものも きっと あるだろう、と願って、、、、。
