ドナドナ | 走って転んで泣いた様な話

走って転んで泣いた様な話

アモーレのない日々の話

昨日、3病棟に異動したドナドナがやってきた。


私は1番ワーカーさんの中でドナドナが好きだ。


いつもはみんなとワキャワキャしていながら人当たりも良く、それが彼女の良さだと思っている。


そんな彼女も無言でいる時もあって、何を思っているのだろう、と思いながら見守っていた。


その子が3病棟に異動してなかなか会えなくなって、どうしているんだろうと思っていた時だった。


夜勤明けの彼女が1病棟にやってきて。


思わずいつこっちに帰れるの?って聞いてしまう。


自分もこっちが良いんだけどねって彼女。


時折、夜勤明けに彼女はやってくる。


3病棟はかなりキツい病棟だと聞くものだからおばちゃんも心配で。 


でもおばちゃんが出来る事なんて

帰って来いよという念しか送れない。


でも3病棟にいる彼女を見たこともある。


やっぱり彼女らしさがあって、どこにいてもブレない強さがある。


もっと大事にされて欲しいな。


目に入るとついついその仕事をやってしまうと言っていたドナドナ。


1病棟では凄く汚くなったモップの糸を取り替えていたのも彼女だった。


介護の人にも色々な人がいる。


でも見ている人はちゃんと見ている。


介護の人たち。今日もお疲れ様です。


そして今日もよろしくお願いします。


では、行ってまいります。


なんて書いてたらモノレールを降りそこねた。


珍しい。