色々、しんどい | 走って転んで泣いた様な話

走って転んで泣いた様な話

アモーレのない日々の話

昨日の車イス清掃は2台。


下が3人いるから先輩後輩にかけあって

部屋をやって頂けますかって言ったんだ。


それでうんって言ってくださったんで自分は車イスの方に行った。


そもそも空気が抜けている。


はぁ。

忙しいんだろうね。

こっちも忙しいんだけどね。


東京フレンドパークのあれみたいにワーッてやりましたよ。


完全に空気が抜けてたからもしかしたら虫ゴムがやられてるのかもしれない。


うちのお父さんはそういうのをよく直してたから虫ゴムの確認の仕方も知っている。だけど。


空気を入れるところに唾をつけてその唾の泡が膨らむようなら虫ゴムがやられてる。


さすがにリハさんがいる前でそれをやるわけにもいかず、入れるだけ入れて下に行った。


今日はゴミ屋が来るから他でやった方が良くないか?って朴さん。


とは言え屋上の出入口は総務のごみ溜めや段差ありだし、室外機の前もいつもおかあさんが掃除をしててやりづらい。


仕方なくいつものところに行き洗う。


1台目を洗っている時に菊池(ゴミ屋)が来た。


初めて電動の台車を使っているのを見た。


近くで袋がパンパン破裂する音を聞きながらも自分の仕事に集中。


袋が破裂したとたんに桜の枯れ葉が降ってきた。


わーい、ありがとうチュンサン。


ゴミのトラック。お前はもうチュンサンだ。

嬉しくない、ちっとも嬉しくない。


ちゃんとゴミは空気を抜いて捨てよう。


台車の邪魔にならないようになりながら室外機の前に。


案の定ババアがそこの通路をモップで拭いていた。


人が通るからって毎回室外機の前には置かせてもらえずゴキブリの通り道の方に置く。


毎回やっているけど普通にきれいにならない通路である。


でも直射日光が当たる分日光消毒も出来る。


時折吹く極楽のあまり風に背を押され2台目に突入。


やり続けているうちにここはこうという要領が見えてくる。


あ、2台目の空気は誰かが入れてくれたのだろうか?


ありがたいと思った。


やっぱり小さい車輪についた毛を取るのは大変で、でも後ろのポケットは基本ほこりと髪の毛なんだな。


ひじ掛けの裏は誰かが接着剤でとめた後が残り、それは落とせないと判断。


だが柔らかい部分がパカパカと外れかけている。


それを歩いてきたジジイの営繕さんに言ったら

あー、それはしょうがないねって。


うちの病院には定年がない。


だからジジイもババアも80過ぎても働いている。


でも、近くにいるババアのことで書くとベーパータオルがこの頃いつも畳の部屋には段ボール1つしかない。


先週の土曜日には残り5つか6つしかなかった。


自分が頂くのは休み明けで皆が持っていった後になる。


で、一番使っている場所は悲しいかな自分たちの洗面台なんだけどね。


なんかあるものだと思われてる。


でもってそれをキチキチに入れると重さで紙がちぎれて引っ張れない。


当然ちぎれた紙なんざ拾わないし。


それは紙を入れる清掃にしかわかんねえな。と思う。



2台目の車イスの小さな車輪は固まってた。

色んなもんで。


やっと1:22に乾かし終え

先輩後輩にありがとうございます。って言ったら

廊下しかやってねえって。


廊下をやるんだったらそもそも頼まない。


月曜日は3人いるので先輩後輩は普通に廊下担当の所に頼みに行ったのに。


シュンと思いながらサゴシを食いに行く。


年を取ってしまうとその変化に対応することが難しい。


でもあのババアのペーパータオルの独り占めはあんまりだ。


1ヶ月ではなく、2ヶ月。

年功序列の制度もないのにそれを許し、任せてきた。


もう疲れたよ。


グループホームの方にはちゃんと伝えてお金の管理は一週間に伸ばしてもらった。



秋の夕日の てるやまもみじ

濃いも薄いも 数あるなかに

秋を彩る かえでやつたや

山のふもとの すそもよう


昨日、泣き虫のおばあさんの所に行き何でか童謡をずっと歌っていた。


こころなしか泣き声が少なく感じられた。


もみじの歌が思い出せなくて。


息継ぎも苦しくなって。


やっと思い出した。


でも、今日は休む。

色んな意味で私はクタクタだ。