にわとり飼ったことある?
ある
(笑)
少し長文です
忘れもしない、神戸まつりの日に…
ひよこが売られていた。雌か雄かは大きくならないと分からないけど、雌なら卵を産むと言われて、2羽買った。
うちは、猫も犬もいたので、持って帰ったら…
えーーーっ…て、親に言われて…。
その日から飼う事になった。
新鮮な卵を夢見て…!!
お庭は広かったので、なんか移動式?のバカでかいケージをお父さんが作っていた。底は地面で、直径2メートルぐらいのケージで、運動もできるようにって。地面の草が食べつくされたら、横にズルズル…っと移動をさすのです。(笑)
なかなか良かった。
餌はかなり良かった。貝殻やらご飯やら…海からとってきた貝とか…。お母さんがせっせと世話をしていた。私は…何もしなかったけど。
子供あるある。
無責任。(笑)
ニワトリって…少しの光で、朝はお目覚めで鳴くのですよね。そんなの知らないから、朝から鳴いていた。真っ黒い布を被せていたけど…ほんの少しの隙間から、かすかな光でコケコッコー!!朝から何度も起こされた。
雨の日は、物置で過ごしてもらった。
さて、順調に育った2羽の鶏は雄だった。近くを通る人達が…早く食べないと身がかたくなるよ…と、教えてくれはった。
お父さんは、そんな鶏をしめるなんてできないので、知り合いの方にさばいてもらう事にした。一羽をお礼に渡した。
さて、家族で食べたのは私とお父さんだけで。優しいお兄ちゃんは、真っ青になりクラってなっていた。お姉ちゃんは見向きもせず。お母さんは、無理…と言っていた。
お父さんは、幼少期はそんなんばかり食べていたからいいけど…。だから、私が皆に、1番酷い人!!と、言われた。(笑)
ただ、鶏は絶品で。お母さんも、こんな身のしまった鶏は見た事がないし、レバーなんて肥大してなくて、本当はこんなに小さいのね〜と、言っていた。
美味しいからまた飼おう!!と皆に言ったら、家族全員に却下された。世話を自分でせえへんやんって。(笑)
さて、その後…
大学生になり、お兄ちゃんが地鶏の美味しい居酒屋さんがあるから、連れて行ってあげると連れて行ってくれた。美味しかった。でも、うちの地鶏には届かない…と言ったら、ビールを吹き出していた。
そして、そんな話をドイツ語の先生にしたら、よし!っと言って、地鶏専門店へ連れて行ってくれはって、どうだ!って…。やっぱりウチの地鶏には届かない。と、言ったら、それを食べてみたいと言われた。それは飼わないと無理だから、飼ったら?と言ったら、先生、こけてはった。(笑)
いまだに、あの鶏肉を超える物にはであっていない。運動していて、コスパに関係ない餌だったから、やっぱり飼うしかないみたい。
▼本日限定!ブログスタンプ