研究室に行ったけど、珍しく、約束した時間にいてはれへんかった。早朝だったので、寝坊とみた。徹夜してはったし。
居場所がないやん。💧
マジかよ。
図書館とかも早すぎて、開いていないし。仕方がないから、同じ階の先生のドアをまた叩きまくったら…
一人いてた!
早朝やけど。
すみません…。こんな早朝に…と、事情を説明して、電話を貸してほしいとお願いしたら…
いいですよ。☓☓先生を中でお待ちになったら?と言うてくれはった。電話をかりて、先生に電話をしたら…
うわっ!君、今どこにいるんだ?この電話で起きた。寝坊だ…。ごめん。
と、言われたから同じ階の先生のお部屋にいると言ったら…
えっ、どの教員?と言われたから…
すみません…お名前を教えていただけますか?とその先生に聞いていたら、電話口から、君さ、聞いてないの!?と驚いている声が聞こえてきた…💧
〇〇です。と言いはったから、電話口からちょっと〇〇さんにかわってくれないか?と言われたから代わった。
全然かまいませんよ。分かりました。そのように伝えますから。と、電話を切りはった。聞いたら、先生が到着しだい迎えにきてくれはるらしく、それまで本を読んで内容をまとめておけということだった。
〇〇先生は早朝に来て、なんか執筆しはったんを入力するらしい。
10分ぐらい経ったけど。
なんか、入力しはるんがめちゃくちゃ遅い…。かなりお節介とは思ったけど。
すんません…。めちゃくちゃ入力しはるの、遅いですよね?日本語ですか?と聞いたら、英語と言われた…。入力が遅いから早朝に来てしてはるらしい。💧
差し出がましいのは承知ですが、私がしてもいいですよ。自信はありますから。
と、言ったらそんなの悪いと言いはったけど、今日の御礼に…と言って入力させてもらった。英語だったから、本当にあっと言う間に終わったから感動してくれはった。そうこうしていたら、先生が来はった。
〇〇さん、ご迷惑をかけて申し訳なかった…。と言ってはった。〇〇先生が…
とんでもない。今、論文を入力してもらって、こちらが助かりました。驚く速さで!と、言いはったから先生が…
彼女は、学生なんですが。お茶を淹れてくれない私の秘書なんです。入力は優秀ですよ。でも学者のお孫さんだから、厳しいんです。校正の時間をあまりくれない秘書なんです…怖いのなんの…と、笑いながら言うてはった。
(なんやそれ。お茶を淹れへん秘書って…。💧)
〇〇先生の部屋を出てから、先生が…
君、今日は悪かった。目覚ましが鳴らなかった。講義が午後だから、気も緩んでしまって。ごめんな。
と言われたけど、気にしてないと言って、あのおじさん先生、気の毒に、めちゃくちゃ入力遅いねん。と言ったら…
君さ、〇〇先生と言いなさい。君にかかったら、おじいちゃんに、おじさんに…むちゃくちゃだな。と、言われたから…
ちなみに、先生はカゲでは、あの☓☓って呼び捨てしてるねん。と笑いながら言ったら…
前にも言ってたよな。名前を呼んでもらっているだけ、マシだな。君にさ、おじさん教授と言われるよりはいいかな。と、笑いながら言われた。
先輩は先生の事をあのオッサン…と言うてるとは、口が裂けても言われへんかったわ。