40年前、パソコンの世界はMSDOSだった。表を作成する際には頭の中で縦何行横何行と列や行の桁を考えて作成する。文字は漢字の数字表を見て入力するという気の遠くなるような作業で大嫌いだった。

 

出向先でappleMacintoshコンピューターに出会った。当時は大変高価だったが、デザインの世界では使われ始めていた。Windowsが登場する何年も前の話だ。今のエクセルやワード、パワポのような物がソフトとしてインストールされており私は開眼した。とても合理的に出来ていた。

 

先輩に紹介されて私は秋葉原のキャノン販売(当時はキャノンが販売代理店)でPowerBook100というノートパソコンをローンで買い夢中で仕事に使った。

 

「これどうやって作ったの?」なんて企画書を見せるたびに言われたが、「Macなんて買って何するの?」と否定から入る輩もいた。否定から入る人は結局言い訳ばかりで無責任。そうかと思うとMacの情報を細々教えてくれる人も居て世の中色々だと思った。

 

私はこのMacの経験があったのでWindowsにもインターネットにもメールにも抵抗は全くなかった。そしてWindowsが登場したときには勝手に指導員にさせられた。

 

昔のパソコンは上書きをまめにしないとフリーズしデータがぶっ飛ぶ。MacもWindowsも。まめにまめに上書きしないとフリーズしぶっ飛ぶ。ぶっ飛ぶと何故か「なんじゃこりゃ駄目だなあこんなんじゃ最初に言ってくれよ」と私のせいにされる、酷いよねえ。人は皆誰かのせいにしたいのかねえ、しかし昔はフラッシュメモリ?が弱かったのでしょうかねえ。