かつて、我が国にセゾングループという巨大conglomerate企業があった。この本はセゾングループの栄枯盛衰がよく書かれている。小生は偶然にも当該グループに約14年間所属し、繁栄から崩壊までを体験した。社内にいてもわからなかった(私が勉強不足だから仕方ないが)事実が書かれている。東京プリンスホテル建設に関わる事実は興味深い。企業崩壊はあっという間にやってくる。社員は事実を知らない物だ。セゾンについてはこれから語っていきたい。