「タンパク質をしっかり摂りましょう」と
よく耳にしますが、
タンパク質の摂りすぎは、実は体にとってはあまりよくありません。タンパク質を食べ過ぎると体にどんな不都合が起きるのか、書いてみたいと思います。
タンパク質って体を作る材料になると思いがちですが、それだけではなくほとんどがエネルギー源になるらしいです知らなかった💦💦
エネルギー源ということは燃やされて体の燃料になって終わりってこと。タンパク質をたくさん食べてもそれがそのまま筋肉になってくれるわけではないようです。
タンパク質には窒素が含まれていて、エネルギーとして利用する際には除去しなければならず、脱アミノ化という余分なプロセスが必要になりさらには燃えカスが発生してしまいます
脱アミノ化によってタンパク質に含まれるアミノ酸はケト酸とアンモニアに分解され、このとき窒素はアンモニアに移ります。
しかしアンモニアは窒素を含む有害な老廃物ですから、速やかに体の外に排泄しなけれぱいけません。そこで肝臓と腎臓でアンモニアを水に溶けやすい尿素に変え、尿として排泄します。
長々と書きましたが、つまりタンパク質が燃えると肝臓や腎臓は必要以上に働かないといけなくなり、負担が増すことになります。
残業が増えるわけですね〜
タンパク質を取りすぎたり、腎臓の働きが弱っていれば尿素の排泄がうまくいかず、血液中に
有害な老廃物が蓄積されることにもなってしまいます。
タンパク質はしっかり食べないと元気が出ないって思ってきたけれど、食べ過ぎるほうが体に負担になるなんてまったく知らなかったです。
それからタンパク質の合成は夜寝ている間におこなわれるので、タンパク質は晩御飯の時に摂るのが効率が良いそうです。朝や昼間に食べた分はエネルギーにしかならず、しかも体に負担と害をもたらすだけなのです。