洗濯機無し生活が意外なことに続いております
すすいだ後絞る工程も、
ゴム手袋をはめるとしずくが垂れない程度にはできており、脱水機が欲しいと思っていたこともどうでもよくなってました。
なにより、太陽がありがたくてありがたくて
お天気がよければ、
手で絞った洗濯物もちゃんと乾いてくれて(時間がかかるものもあるけど)
太陽の力ってすごいな!と実感する日々です。
洗濯機を使っていた頃は、
太陽の力なんて、関心がなかったよ。
家にいて、作品を作る生活をしているから、
要は暇なんですね
だけどたけど、洗濯物を手洗いするだけで、
なんだか自分で生きてる感が半端ないのです✨笑
自分の生活を自分のリアルな手で動かしてる感じ。
それは、人間の動物的な部分が刺激されているのか、
本当に心地よい。
そのことだけで私は生きててもいいんだって気がしてくる
現代人がなんだか虚しい、なんだか満たされないって
思ってしまうのは、
家事をやらなくなったからかもしれない。
鬱が増えたのもそれと同じ理由だと以前聞いたことがある。
人間の動物的な部分を排除してしまうと、
生命力みたいのがだんだん失われていくのかもしれないね。
(もし鬱になったら、
しっかり休んである程度回復したら、
家事で体を少しずつ動かすのがいいんじゃないかと
思っています。)
思い返せば20代の頃、山あいの集落で育った私は、
就職して都会に住み始めて、
便利に囲まれた途端、なんだかすでに鬱々していたな。
なんだかわからないけど、楽しいけれどどこか虚しい。
そんな時期がありました。
あの時は、それがなぜなのか、どうしてもわからなかったけれど
自分の動物的部分を使う場所がないことに、鬱々していたのだと思います。なんだか生きてる気がしないと…。
そのうち便利に慣れて、むしろ便利な方を楽しむようになっていきましたが、
ここへ来て、脱便利に興味をそそられる日々です。
帰るべき場所へ帰るのだと思います。