随分前になりますが、

「奇跡のリンゴ」という本を読んだことがあります。

無農薬でりんご栽培されてる木村さんという方のお話でした。







以前、どなたかが言われていたけど、、

地球は大地だけでなく海の汚染も深刻で

自然に採れる塩すら安全でないのだと言っておられ、

西洋のシェフさんたちの多くが、

岩塩を求めるのだそう、、


岩塩って、、何億年も前から形成されたものだから、安全なのだそう


人間ってさ、、お金なくなると工夫するものだよ

という言葉もわかります。


夫とよく話すのですが、、

なんだかんだ言っても、、あの時が一番楽しかったね、、

と振り返る時期があります。


あの時、、というのは

私達には3年間、収入の無い時期がありました。
娘の出産を控え、私はさすがに二人の子を預けて働くのは体力に無理と思い仕事をやめたのですが、無事娘が生まれた頃、夫か務めていた証券会社が倒産、、

その後の勤め先の引き抜きはあったものの、また同じ事があると困ると思った夫は資格試験のため仕事を休みました。

そんな経緯から、3年間、、

貯金を切り崩しながらの生活だったのです。

以前ブログに書いたように、私の父は金銭的サポートはしない人でしたから。




なので、とにかく、やりくりしてお金を使わない生活をしなければなリませんでした。

すると、、いろいろ、、工夫します。

全神経を使ってやるせいか、、元気なのです。

今日はこんな工夫ができたっていうのがだんだん楽しくなっていました。

まだ二十代という若さもあったとは思います。


その後、夫は就職し、私も子供を預け仕事を再開すると、生活は驚くほどに安定しましたが、

今、振り返ると

あの時が一番楽しく幸せな時間だったと思うのです。

病気できない緊張感からか、、

風邪も引くことなく元気でしたよニコニコ


工夫して生きることを教えてくれたの母だったと思います。

ウチの実家も私が子供の頃はそれほど裕福ではなく

私はデパートというのは試着するところだと思っていました。

時々、母とデパートに連れて行かれ、何着もの服を試着させられます。

試着した私の姿をじっと眺め何かを頭に叩き込んでいた母、、

すべての試着を終えた頃には、、

もう、、

変な酔が、、ネガティブ


そして、しばらくたったある日、

試着した服と全く同じような服を母から着せてもらうのです。


すべて、母の手作りでした。

どこに行っても、、おばちゃまたちから

お洋服素敵ね、、と、言われていたのを覚えています。


家のカーテンなども洋館のようなものでしたが、それも母が作ったものでした。


よく、母から言われたのは

お金がなくてもおしゃれはできるわよ、、

でした。


そういえば、、余談ですが

日本語の勉強という意味を表す言葉、韓国語で

コンブといいますが

漢字で書くと、、工夫、、です。