ドラマの中の会話で
「娘さんはオープンな性格ですね」
「はい、、その点は彼女の
長所であり、短所です、」
と、いうのがあった。
ああ、これ!、、
私もよく言われたなぁ、、と、思う。
あなたのここを直しなさい、、というのではなく
あなたのここは長所でもあるけど、こういう場合は、短所になるから、、気をつけなさい、、
という感じ。
反対に言うなら、、短所は長所であるということで、そういう言われ方が私の自尊心を守ってくれたように思う。
私はだいぶ変わった子だったみたいで、
大人になって母から言われたのは、、
私が幼い頃、
この子は
ちょっと、、足りない(頭が)かも、、と、
思ったという、、
でも、、気にしなかったわよ〜、、
四人も子どもがいたら、そういう子もいるでしょと、思ったと。
えーーー、、、そんなふうに思われたのー?
と、笑うしかなかった
心配じゃなかった?、、と、聞くと
そうねー、、、心配はなかったわよ、
愛嬌があったし誰からも可愛がられる才能があったから、、、この子は、食べていくことには苦労しないだろうと、思ったわよ。と。
学校に行くようになってからは、できる教科とできない教科がはっきりしてて、先生からは好き嫌いがハッキリしてるとか、やればできるのだから嫌いな教科も努力するようにとか、言われていたけど、できることがあるなら、いいと思ったと。
なので、勉強のことで親からなにか言われたことはない。
幸運なことに、、親の子どもに対する勉強への期待は長兄に向けられれていて、長兄もそれにしっかりこたえてくれていたので満足していたのかも。
私と弟に対しては、、体だけ学校に行っていれば良しという感じ。父は私達が何年生かもよくわかってなかった、、笑
そして、母がよく言ってくれた言葉には
「あなたは福があるから困らないわよ」
言葉には力があるもので、
窮地に陥ったようなとき、
この言葉に救われた
たとえば、、
息子の出産の時、
お産を経験した人はその最中一度は思ったと思う、、
私、、死んでしまうのではないか、、
その瞬間にこの言葉浮かんだ、、
そんなはずない、、
私は運がいいんだから、、って、笑
そこで、、そう思う?
と、思ったけど、笑
先日電車で移動した時に、車内の広告が目にとまり目をやる、、
「運は100%自分次第」
ふむふむ、、
根拠のない自信が運を良くする、とか、、
納得、、
自分は運がいい、、と、根拠もなく勝手に思いこんでいる、、と、そうなるように思った
よく、私も子どもたちに言っていた
あなたはラッキーボーイだから、!とか
あなたは天才だから、、!とか。
最近、息子がなにか困ったことにぶつかり、
僕って、、ラッキーボーイなんだよね?
、、おかしいな、、こんなことがあるなんてと、言っていて笑った
お陰であまりネガティブに受け止めていないようで良かった
言葉の力を思い知る
そして、、
他人より、できないことがあるというのは、
その分、他人より、できることがあるということで、
一見、短所に見えるところが長所なのだと思ったのと、
そのように育ててくれた両親に
感謝したくなった