先日ご紹介した青山聖子市議は、平成27年(2015年)初当選で現在3期目。 クルド人と永らく向き合い、この問題に対処してこられた奥富精一市議と同期です。 川口市議となられた1期目の市議会で、早くもクルド人問題について一般質問されています。

 

平成27年12月 川口市定例会 青山議員の一般質問より抜粋 

大きな5 外国人住民をめぐる諸相について

 (1) 外国人登録制度廃止以降の動向について 

ウ 近年、本市に急増するクルド人について

近年、本市にクルド人が増加しています。 彼らのほとんどはビザや在留許可を持っていませんが、背景に難民問題という複雑な事情があることから、本市としても彼らの動向に注視しつつも、 まず第1に、地域住民の静かな生活に影響が生じないよう配慮する必要があると考えますが、本市の見解を伺います。

 

 (市民生活部長 答弁) 

議員御指摘のとおり 近年、トルコ系クルド人が市内でコミュニティを形成し、それに伴う市民からの問い合わせが増加している状況でございます。 本市では、日本人住民、外国人住民が多文化共生の考え方のもと、ともに安心して暮らせるまちづくりを 進めることが重要であると考えているところでございます。 そこで、町会と市の協働事業として、その地域に居住する日本人とクルド人住民を対象に、お互いの文化を紹介し、ごみの出し方など地域のルールを説明する多文化交流会を、2つの町会において新たに実施したところでございます。 

今後も各地域でこのような取り組みを行うことにより、互いの理解を深め市民の誰もが安心して暮らせるよう努めて参りたいと存じます。 

 

(抜粋 以上) 

この質疑応答から、 9年前にはすでに地域のルールを守れないクルド人が存在し、

住民の静かな生活に影響が及んでいたことがわかります。 市としては多文化交流の機会を設けたりと共生のための努力をしてきたようですが、現在も解決するどころか問題が拡大しています。 そして来日2世・3世の問題は以前から懸念されていましたが いま、その若者たちが公共物の破壊や車で暴走などの非行行為に走っています。 

皆が幸せになるために、国や入管行政には一日でも早くしかるべき対応をお願いしたいと思います。