皆様ご無沙汰しております。 花綵友心会代表 畠山ともひろです。

滅多に個人のポストはしないつもりでいました。 

個人の言葉としては 立ち上げ以来のポストになります。 

そして今回は皆さんと一緒に考えたいと思う事があります。 

 

どのような事かと言うと 《強制送還された者がわずか半年で再入国》 6月19日の産経新聞の報道でこのようなものがありました。 

 

<独自>川口クルド人病院騒動の 逮捕者が再入国「帰りたくない」 日本滞在も再び強制送還 「移民」と日本人(産経新聞) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/c0220154a8e28e491803720fc93e0edee71e786b… 

 

この記事にあるように、昨年7月4日 川口市立医療センター周辺にて殺人未遂の主犯が不起訴後に強制送還になっていましたが、今年5月再入国していました。 

記事によるとこのような流れだったようです。

 

 (一部抜粋) 今年5月9日 男性を支援する日本人弁護士から東京出入国在留管理局(東京入管)に対し男性の上陸許可を求める要望書が出され 男性は同じ日にビザ免除措置を 利用して羽田空港へ到着した。 ところが 実際の所持金は7千円しかなく東京入管が上陸拒否したところ男性は床に寝そべり 「帰りたくない」 「救急車を呼べ」などと叫んだため羽田空港内の入管施設へ収容した。 男性はさらに施設内で食事を拒み脱水や低血糖の症状が出たことから東京入管は施設への収容を一時的に解く仮放免を決定 

男性は川口市内で再び生活することになった。 

 

殺人未遂で不起訴になるのも納得のいかない所ではありますが、法務省のHP内にある犯罪白書https://hakusyo1.moj.go.jp/jp/60/nfm/n_60_2_7_2_2_2.html… によると 『検挙された外国人が入管法上の 退去強制事由に該当する場合には 同時に,退去強制手続の対象にもなる。 退去強制手続は 刑事手続とは別個の行政手続であり 刑事手続の進捗状況にかかわらず 退去強制令書の発付までは 退去強制手続を進行させることもできるが 刑事手続が先行する場合が多い。』 とあります。 

つまり 医療センターの事件では刑事手続上の起訴よりも先に強制送還が決まり、 不起訴になったものと考えられます。 ※図1参照 このように 本来であれば刑事罰に処される身分であった者が強制送還になりました。 しかし国へ返したにもかかわらず、わずか半年後 再入国が出来てしまうのは何故なのでしょうか。 

 

ビザ免除措置以前の問題のように思います。 私は強制送還になるのであれば再入国はできないものだと思っておりました。 殺人未遂の犯人が刑事罰を逃れ川口市に再度来ていたと思うと恐怖を覚えます。 このような事態はなぜ起きるのでしょうか? 

所持金7000円で来日し、200万円の医療費不払いがあるので払いたい、日本で治療を受けたいと言い、さらには暴れるなどしました。 今回見えた事の一部で、入管施設で食事を拒むなどし、ごねれば仮放免になるということ。 それ以前に不安に陥れた川口市民に対する謝罪の言葉や態度が伴っていません。 謝罪や反省の気持ちがあれば、

入国後あのような暴挙に出ないからです。 彼は主に殺人未遂と凶器準備集合罪などで 4回逮捕されています。 そのような者が不起訴になり、強制送還されたのにもかかわらず、半年で再入国していつの間にか川口に戻っていたなど私も身の危険を感じます。 

法律や制度は一般人の私には難し過ぎて見えにくく考えても正直よく分かりません。 はっきり分かるのは、地域住民の不安の払拭なくして多文化共生はあり得ません。

 

近頃本当に思うのは、 地域の皆さんと安心安全に平和に暮らしたいという事だけです。 そして今回私が疑問に思っているのは、法律や制度の不備、不足があるのではないかということ。 善良に暮らす外国人の方々も多くいます。 このままではそういった方々まで暮らしにくくなると思っています。 一部の人達の愚行にばかり目を向けていても解決しません。 その愚行から見えてくる法律や制度の不備不足に目を向け、

解消される事によって良い方向に向かうのではないかと 思います。