「はいっ!」
「ほれ、すずめのチッチ」
「トラおじいちゃんの散歩道にね。木と木の間にひもを渡して そのひもをおじいちゃんがさわりながら お散歩したらいいんじゃない?」
「おぉおお、それじゃ!!」
数日後 トラおじいちゃんは、一人でひもをさわって、お散歩をしていました。
― みんなのやさしさが そうさせました―
分かれ道には小さな木を植えて、わかるようにもしました。
「わしは、みんなに守られて、歩いてるような気がするんじゃ」
お茶を飲みながら おばあちゃんに おじいしゃんは、うれしそうに話したそうです。