「5つ葉のクローバーはね…」
きつねのコノハが、いつものように 他の物が話している話の途中で入ってきました。
「4つ葉より願い事が、もっと叶うの」
それは、ママにもらった4つ葉を、シュンがうれしそうにみんなに 見せていた時です。
コノハは何でも知っていて、コノハは誰よりも 一番でなくてはけません。
数日後
あら、コノハの元気がありません。
「ママが、病気になったの」
「ええっ!僕の4つ葉をあげるよ」
シュンは、ママからもらった4つ葉をコノハにあげました。
それから、1週間たつのに、コノハのママは病気のままでした。
いつもにぎやかなコノハの元気がありません。
シュンは、心配になりました。
「僕の4つ葉じゃだめなのか…あっ!」
「ハルナ、シュンを知らない?」
夕日が山に隠れてもお家に帰らないので、ママが心配しています。
残念ながら、ハルナも知りません。
「シュン」
大人達が森の中をさがしています。
森の奥へ 奥へ行くと、小さな切り株の所で シュンが泣いていました。
「シュン!!」
「ママ!」
シュンは自分の4つ葉で、コノハのママが元気にならなかったので、
コノハの話を思い出して、5つ葉をさがしに来たのです。
そして、知らない間に暗くなり、お家への道が消えました。 つづく