「これからは いつでも赤ちゃんが産めるから
まずは 恋をすること。本当に好きな男の子がでてきたら、ママに相談してね」
「ママ…」
アキナは、ほほを染めてこくりとうなづきました。
「忘れないでね。ママはいつも、あなたを信じているから」
「ママ、お姉ちゃん??」
「あらら、ハルナ ふふふっ」
ハルナがアキナの部屋に入ってきました。
「なぁに?ハルナにも教えて」
「ハルナも レディーへの準備ができたらね」
ママは アキナにウインクして部屋を出ました。
「やだぁ。なぁに、なぁに??」
ハルナは 手と足をばたばたさせて聞きました。
「ちょっと 大人になった気分なの」
「へっ? 大人の気分?」
「ハルナには むつかしいよ」
「・・・」
なんだか いつもよりずっと アキナの事が、ハルナにはおねえちゃんに見えた気がしました。
「大人の気分かぁ」 おしまい