39 友情へ
バーン!!
ワン ワン
森中に響き渡る 悲しい音です。
シュンはハルナと 杉の穴に震えながら隠れていました。
また、誰か撃たれたのです。
人間が猟犬を連れて、時々やってきます。
シュン達動物の毛皮は、人間にとって宝物だそうです。
だんだんシュン達の隠れている杉の穴へ人間の足音が近づいてきます。
「シュン、こわいね」
「しっ、静かに」
その時です、穴の入り口から猟犬のジョンが 顔を出しました。
「おや? 何かいるなぁ。くんくん」
シュン達は恐ろしさのあまり声も出ません。
ことっ。
まあ、大変です。あまりに怖くてハルナが持っていた花かごを落としてしまいました。 つづく