• 38 愛へ

    「ハナコだいじょうぶ?」

    シュン達は、小さな はげ山に、ハイキングにきました。

    「ねえ。ちょっと、ひとやすみしようよ」

    ハルナがハナコのために 言いました。

    ハナコは肺(はい)が 一つなので、長く歩いたりする時は、時々お休みをしないといけません。

    「早くてっぺんに行きたいの」

    きつねのコノハとコノミは そう言うと、さっさと先に行ってしまいました。

    「みんな先に行っていいよ」

    ハナコがいうと、シュンとハルナは やさしくほほえんで、

    「友達じゃない」

    そう言うと、近くにある切りかぶにこしをかけました。そして、3人でお茶をのみました。

    「ハナコ ゆっくりでも てっぺんに来れたね!!」

    シュン達がてっぺんにつくと、コノハとコノミはお弁当を食べていました。

    「わあ。大きなおむすび!!」

    すぐにシュン達もいっしょに、お弁当をひろげて楽しくすごしました。         つづく