森一番の長老ふくろうのホーおじいちゃんは、
大好きなチョコを銀紙からはずす手を止めて、にやりとしました。
「わしの友達のポーばあさんの所へお行き」
どうやら、ハルナのお姉ちゃんのアキナは むねがどきどきする事があったようです。けれども、
なぜだか はずかしくてママにも言えなくて、ホーおじいちゃんに相談をしに来ました。
しかし、ホーおじいちゃんにそう言われて
今度はポーおばあちゃんの所へやってきました。
「おや、おや。アキナちゃん。ほほほ」
ポーおばあちゃんは、アキナの話を聞いて口に手をあてて笑いました。
そして、ハートというものについて 話しを始めました。
「誰もの胸にね。幾つかのハートの形のくりぬきがあってね。一番複雑な 形をしたハートのくりぬきに恋という名前がついているのよ。
なかなか そのくりぬきにはピッタリ合う物がなくてねぇ。 私も何度 ピッタリだと思った事か…」
そう言うと、おばあちゃんはため息をつき遠くを見つめました。 つづく