• 35 つよさ よわさの最初へ

    なんだか ハルナはうれしくなりました。

    「ハナコちゃん、いつもえらいなって ママと話すの。コノハちゃんにあんなに意地悪されても、一度もハナコちゃんはコノハちゃんに意地悪しないんだもの。私なら すぐ 言い返すのに」

    おばさんは、大わらいしました。

    「それが ハルナちゃんで それが ハナコちゃんなのよ」

    ハルナは、きちんとはわかりませんでしたが、それでいいと思いました。

    「ハルナちゃん、コノハちゃんは、人魚姫のお話を思い出して家でこっそりきっと泣いてるよ」

    「そうかもね」

    ハルナとハナコは、顔を見合わせて、大わらいしました。 おしまい

  • 31 ほたるへ