• 27 せんせいへ

    シュンとハルナが、学校から帰っていると、

    バス停でふくろうのポーおばあちゃんが、ベンチの下をのぞきこんでいました。

    「おばあちゃん、こんにちは。どうしたの?」

    ハルナが、聞くと 

    「あぁ、おさいふがね。ないの」

    「えっ!落としちゃったの?」

    「うーん。このバックに入れてたんだけど」

    そう言って、おばあちゃんは、ひまわりの形のふくろの中をごそごそとさがしていました。

    シュンとハルナは、おばあちゃんの来た道をいっしょに、さがしてあげました。

    「おばあちゃん、ないねぇ」

    しかたなく、三匹でおおかみのルフおまわりさんの所へ行きました。

    「あぁ、もしかしたら これかな?」

    「あっ それです。どこに?」

    おばあちゃんのさいふがあったようです。

    「さっき、きつねのパスが悪さをしてつかまってね。その時に、持ってたんだよ。

    パスは男なのに 女物のさいふなので 聞いてみたら、ぬすんだっていうから」

    「あらら。気がつかなかったわ」

    おばあちゃんはとてもおどろきました。

    「スーパーで買い物してた時だそうですよ」

    「まぁ、そう。でも、おさいふだけでも もどって来たから良かったわぁ」

    ポーおばあちゃんは、さいふが見つかってうれしそうでした。 つづく