シュンとハルナが、学校から帰っていると、
バス停でふくろうのポーおばあちゃんが、ベンチの下をのぞきこんでいました。
「おばあちゃん、こんにちは。どうしたの?」
ハルナが、聞くと
「あぁ、おさいふがね。ないの」
「えっ!落としちゃったの?」
「うーん。このバックに入れてたんだけど」
そう言って、おばあちゃんは、ひまわりの形のふくろの中をごそごそとさがしていました。
シュンとハルナは、おばあちゃんの来た道をいっしょに、さがしてあげました。
「おばあちゃん、ないねぇ」
しかたなく、三匹でおおかみのルフおまわりさんの所へ行きました。
「あぁ、もしかしたら これかな?」
「あっ それです。どこに?」
おばあちゃんのさいふがあったようです。
「さっき、きつねのパスが悪さをしてつかまってね。その時に、持ってたんだよ。
パスは男なのに 女物のさいふなので 聞いてみたら、ぬすんだっていうから」
「あらら。気がつかなかったわ」
おばあちゃんはとてもおどろきました。
「スーパーで買い物してた時だそうですよ」
「まぁ、そう。でも、おさいふだけでも もどって来たから良かったわぁ」
ポーおばあちゃんは、さいふが見つかってうれしそうでした。 つづく