今日は森のきのこ狩り。
かごいっぱいのきのこを、今夜はシチューにしましょう。
「あっ ごめんなさい。ごめんなさい」
子猫のミーは、かごのきのこをこぼしてしまい、ふるえています。
「まったく この子は早くひろいなさい!」
ミーのママは爪を出して、とてもおこっています。
「そんなにおこらなくてもねぇ。ミーちゃん、だいじょうぶよ」
シュンのママが、ミーに声をかけて、ひろうのを手伝いました。
すると、
「あなたには関係ないでしょ。ミーは私の娘よ。きちんと育てないと」
ミーのママが、シュンのママに言い返しました。 シュンのママは、何も言い返せません。
周りの空気が重くなるのをみんな感じていました。
ミーのママがうつむいたまま
「ごめんなさい。なぜなのかしら、この子が何かするたびにいらいらするの。
最近 眠れなくてね。闇の中から光る目が 、私をじっと見てる気がしてね」
と顔を両手でおおいながら言いました。
「つかれてるのね」
シュンのママが、ミーのママの背中をなでようとすると
「やっ やめて!」
ミーのママは、また爪を出しました。つづく