• 25 おみまいへ

    今日は森のきのこ狩り。 

    かごいっぱいのきのこを、今夜はシチューにしましょう。

    「あっ ごめんなさい。ごめんなさい」 

    子猫のミーは、かごのきのこをこぼしてしまい、ふるえています。 

    「まったく この子は早くひろいなさい!」 

    ミーのママは爪を出して、とてもおこっています。

    「そんなにおこらなくてもねぇ。ミーちゃん、だいじょうぶよ」

    シュンのママが、ミーに声をかけて、ひろうのを手伝いました。 

    すると、 

    「あなたには関係ないでしょ。ミーは私の娘よ。きちんと育てないと」

    ミーのママが、シュンのママに言い返しました。 シュンのママは、何も言い返せません。 

    周りの空気が重くなるのをみんな感じていました。 

     ミーのママがうつむいたまま

    「ごめんなさい。なぜなのかしら、この子が何かするたびにいらいらするの。 

    最近 眠れなくてね。闇の中から光る目が 、私をじっと見てる気がしてね」 

    と顔を両手でおおいながら言いました。 

    「つかれてるのね」

    シュンのママが、ミーのママの背中をなでようとすると 

    「やっ やめて!」

    ミーのママは、また爪を出しました。つづく