• 15 たぬきのポンタ最初へ (11話は 下に入る所があります)

    シュンのママは、悲しそうな顔をして言いました。

    「ポンタちゃん。メイ先生は すばらしいお医者様よ。何でもわかるのよ」

    ポンタは、今にも泣き出しそうな顔をしています。

    「だいじょうぶよ、ポンタちゃん。きっとママは病気なのよ。ポンタちゃんだって頭が痛い時、シュンに何度も遊んでって言われたら嫌でしょ?でも、元気な時は シュンと遊んでくれるよね。ママの病気もなおれば、きっとやさしいママになるよ。だから教えて」

    「そっか!!・・・ あのね・・・

    ・・・ママね、時々 ぼくのぽんぽんとかいろいろな所をたたくの

    ゆうべもごはん食べるの ぼくおそくて、それでしかられたの」

     シュンのママは、ポンタをだきしめて、

    「パパは知ってるの?」

    と聞きました。

    「パパも 病気なの・・・」


    ― どうしたら いいのでしょう―


    メイ先生とシュンのママは、ポンタをポンタのおばあちゃんの所へとどけました。

    「先生あれでいいのかしら」

    「ポンタは、ぼくの子供でも きみの子供でもない。でも この星の子供だから 守りたい。みんなで 考えたいね」

    ひげをさすりながら、先生の目が うるんでいました。

     おしまい

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