シュンのママは、悲しそうな顔をして言いました。
「ポンタちゃん。メイ先生は すばらしいお医者様よ。何でもわかるのよ」
ポンタは、今にも泣き出しそうな顔をしています。
「だいじょうぶよ、ポンタちゃん。きっとママは病気なのよ。ポンタちゃんだって頭が痛い時、シュンに何度も遊んでって言われたら嫌でしょ?でも、元気な時は シュンと遊んでくれるよね。ママの病気もなおれば、きっとやさしいママになるよ。だから教えて」
「そっか!!・・・ あのね・・・
・・・ママね、時々 ぼくのぽんぽんとかいろいろな所をたたくの
ゆうべもごはん食べるの ぼくおそくて、それでしかられたの」
シュンのママは、ポンタをだきしめて、
「パパは知ってるの?」
と聞きました。
「パパも 病気なの・・・」
― どうしたら いいのでしょう―
メイ先生とシュンのママは、ポンタをポンタのおばあちゃんの所へとどけました。
「先生あれでいいのかしら」
「ポンタは、ぼくの子供でも きみの子供でもない。でも この星の子供だから 守りたい。みんなで 考えたいね」
ひげをさすりながら、先生の目が うるんでいました。
おしまい