「なんだよ。でぶ」
「だって、次は私の番だもん」
きつねのキノミとぶたのモモがけんかをしています。
すべり台で遊んでいたハルナが、おどろいてやってきました。
「どうしたの?」
「キノミが、ぶらんこの順番をまもらないの」
モモが、ぶーぶー言います。
「だって 乗りたいんだもん」
キノミが口ととがらせて言います。
「乗りたいって、順番でしょ」
ハルナが いうと、
「うるさい。ぶたが乗ると ぶらんこが こわれるんだよ」
と キノミがいいかえしました。すると、
あらあら、とうとうモモは、泣き出してしまいました。
さわぎを聞きつけて、いのししのソープ先生が、向こうからやってきました。
「どうしたのかしら?」
ハルナがけんかの事を話しました。
「先生がこのけんかで 一番いけないと思う事は何だと思う?」
キノミは
「ぼくが、ぶらんこに乗りたいって いったからです」
ハルナは
「キノミ君が 順番を守らないのがいけないと思います」
そして、モモは、泣いたままです。 つづく