• うさぎのシュン 6 ダックスフンドのダックへ

    ハルナは、おやつのケーキを ながめながら つぶやきました。

    「うーん、なんだか おねえちゃんの方が 大きい気がする…」

    「ハルナ 何見てるの? 食べるよ」

    おねえちゃんのアキナが言うと

    「まって。同じ大きさにしないと」

    ハルナは、あわてて アキナがケーキを 食べようとするのを 止めました。

    「何言ってるの。 だいたい同じ大きさじゃない」

    「そう言って いつも おねえちゃんの方が大きいじゃない」

    「そう? そんなの思った事ないけど?」

    アキナが、わらいました。

    「うそ」

     あらあら、とうとうけんかになってしまいました。

     するとママが やって来て、


    「まったく、二人の心の中にあるてんびんは やっかいね」


    「てんびん?」


     ハルナが、不思議そうに聞きました。 つづく

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