「いたい!はちさんがさしたみたい」
ハルナが、さけびました。
ハルナは、れんげの花をつんで首かざりを作っていました。
「え、だいじょうぶ?」
シュンは、しんぱいしてハルナの手を見ました。
するとはちのビーが、飛びながら
「なんだよ。おいら、今仕事中なんだぞ。れんげのみつを集めているんだ。その首かざりのみつも、おいら達の食料なんだぞ。羽の音で忙しいって知らせたのに、花をつむのをやめないからさ。じゃまなんだよ」
と、おこって言いました。
それを聞いて、
「ああ、ごめんなさい。お花つみにむちゅうだったから」
と、ハルナは、あやまりました。
すると、
「おいらも悪かったよ。本当は、自分をまもる時にだけ さしなさいって、おかあちゃんに言われているんだ…ごめんよ」
と、ビーもあやまりました。
「これからは、気をつけるね」
ハルナが、おじぎをしながら言いました。
「ああ、ぶーんって羽の音がしたら、じゃましないでね」
そういうと、ぶーんと羽の音をたててビーは飛んで行きました。 つづく