• 6 ダックスフンドのダックへ


    「いたい!はちさんがさしたみたい」

    ハルナが、さけびました。

    ハルナは、れんげの花をつんで首かざりを作っていました。

    「え、だいじょうぶ?」

    シュンは、しんぱいしてハルナの手を見ました。

    するとはちのビーが、飛びながら

    「なんだよ。おいら、今仕事中なんだぞ。れんげのみつを集めているんだ。その首かざりのみつも、おいら達の食料なんだぞ。羽の音で忙しいって知らせたのに、花をつむのをやめないからさ。じゃまなんだよ」

    と、おこって言いました。

    それを聞いて、

    「ああ、ごめんなさい。お花つみにむちゅうだったから」

    と、ハルナは、あやまりました。

    すると、

    「おいらも悪かったよ。本当は、自分をまもる時にだけ さしなさいって、おかあちゃんに言われているんだ…ごめんよ」

    と、ビーもあやまりました。

    「これからは、気をつけるね」

    ハルナが、おじぎをしながら言いました。

    「ああ、ぶーんって羽の音がしたら、じゃましないでね」

    そういうと、ぶーんと羽の音をたててビーは飛んで行きました。  つづく

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