• うさぎのシュン1いたちのテンへ

     みどりがめのターは、緑の沼に住んでいました。ターは、とても気が短いのですが、

    なぜかのんびりやのシュンと仲良しです。

     ある日、二人が沼の岸でぼんやりとお日様をあびていた時です。

     いじ悪からすのガーがやってきて、言いました。

    「あれだな。ターはどんなにがんばっても

    シュンより先に そこのぶなの木まで行けないな」

    すると、シュンが言いました。

    「うさぎとかめの話しを、しらないの?」

    ガーは黄色いくちばしを空に向けて

    「知ってるよ。でも あれはうさぎが さぼってたからじゃないか。さぼらないで 普通に走れば、ぜったいに うさぎの方が早いよ。かめなんて のろまなんだから」

    と、言い返しました。

    ガーのターをばかにした言い方にシュンは、とても はらがたちました。けれども、たしかにうさぎの方が早いので、何も言えなくて  ただ ガーをにらんだ だけでした。

                 つづく

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