みどりがめのターは、緑の沼に住んでいました。ターは、とても気が短いのですが、
なぜかのんびりやのシュンと仲良しです。
ある日、二人が沼の岸でぼんやりとお日様をあびていた時です。
いじ悪からすのガーがやってきて、言いました。
「あれだな。ターはどんなにがんばっても
シュンより先に そこのぶなの木まで行けないな」
すると、シュンが言いました。
「うさぎとかめの話しを、しらないの?」
ガーは黄色いくちばしを空に向けて
「知ってるよ。でも あれはうさぎが さぼってたからじゃないか。さぼらないで 普通に走れば、ぜったいに うさぎの方が早いよ。かめなんて のろまなんだから」
と、言い返しました。
ガーのターをばかにした言い方にシュンは、とても はらがたちました。けれども、たしかにうさぎの方が早いので、何も言えなくて ただ ガーをにらんだ だけでした。
つづく