• 4ねこのドラ最初へ

    「うーん。おいら算数きらい…」

    「でもね。算数を知っていると 役立つよ。お魚を数える時とかね。お魚がたくさんある時どうやってドラ君は数えるのかな?」

    ドラの家は、魚屋さんです。

    「うーん。いつも かあちゃんが はこに 10匹ずつ入れてくれて、それが3つあって 10 20 30って 数えてるよ」

    「そう。それもかけ算という算数ね。10×3で 30ね」

    そう言って 先生は ドラのノートに計算を書いてみせました。

    「そっか」

    「算数はね。 できないと だめだって事じゃないんだよ。ただ、べんりなだけ。

    少しでも ドラ君の仕事を 早く 楽に 終わらせる事ができると いいでしょ?」

    「うん!」

     そして、先生はみんなに言いました。

    「先生はためしているんじゃないよ。

    テストというのは、わかっているか どうかを”たしかめ”ているだけだよ。

    だから、まちがえてもいい、わからなかったら 聞いてほしいんだ。

    ただ にげないで ほしいだけだよ」

    すると、

    「うん。先生は いじわるじゃないけど、算数がいじわるなんだ!」

    と、ドラが叫びました。 おしまい

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