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     けれどもママが言った通り、午後はあらしとなりました。とても強い風がふくので、さくらの小さなえだが、今にも折れてしまいそうです。
     シュンは、しばらく心配そうにながめていましたが、気がつくとベッドの上にいました。

    どうやら、知らない間にシュンはねむってしまったようです。


    「あっ、さくらさんだいじょうぶかなあ」
    目をさましたシュンは、いそいでまどべに行きました。
     するとどうしたことでしょう、
     「わあ、きれいな七色のはしが空にある!」
    シュンは、さけびました。

     しんぱいしたさくらの木の上に、それはそれはきれいな‘にじ’が出ていました。
    「まぁ、なんてきれいな‘にじ’でしょう!きっとシュンが、よい子にしていたから神様からのごほうびね」
    シュンの声にやって来たママも、とてもおどろきました
     シュンはあまりににじが大きくきれいなので、ハルナちゃんにも見せてあげたくなりました。そしてシュンは、ハルナちゃんに電話をかけました。
    「もしもし。ハルナちゃん、ハルナちゃん。空をごらんよ。ごほうびだよ!」


     きれいな夕焼けも、西の空に広がりはじめています。
    「明日は、ハルナちゃんと川へあそびに行けるわよ。にんじんのクッキーを作ってあげましょうね」    
    ママは、シュンの長い耳を手でささえて、やさしくささやきました。
    シュンは、ママのいいつけをまもって今日はお家にいて本当によかったと思いました。 おしまい


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