賀老高原は狩場山地の中央部ある高原。

 

 

狩場山地の主峰、狩場山標高は1520メートルあります。道南地方の最高峰の山でもあります。

 

 

狩場山地はブナの北限地帯でありブナの原生林としては日本一で、その面積は11000ヘクタール以上にもなります。

 

 

雲海の狩場山地。ブナ林は水保全機能が高く、瑞々しいタケノコを育みます。島牧村賀老高原で採れるタケノコ(根曲がり竹)は、島牧村の特産品「賀老飛龍筍(がろうひりゅうたけ)」のブランドで販売されています。今回もタケノコ採りのついでに撮影しています。

 

 

狩場山地を源にする千走川の滝「賀老の滝」です。現在、滝までの遊歩道は落石の危険とヒグマの出没のため、通行止めになっています。滝には近寄ることが出来ません。そのため上空からドローンを使い撮影してみました。

 

 

賀老の滝は別名「飛竜の滝」とも言われています。落差70メートル。滝幅が35メートルの大瀑布。「日本の滝100選」にも選定されています。

 

 

伝承にはシマコマキ(島牧)で砂金が見つかったおり、松前藩が江戸幕府から砂金を隠すため、賀老の滝の滝壺に10万両相当額の金を隠したと伝えられています。しかし、上空からでは滝壺の存在は確認できません。埋もれてしまったのかな??果たして埋蔵金は・・・・??もしかして賀老の滝に棲むといわれている龍神が、埋没させたのかもしれません。びっくり