新潟県糸魚川には北陸道最大の難所「親不知 子不知」という断崖絶壁が続く海岸線がありますが、北海道後志の国にも同じような断崖絶壁の海岸線が続く雷電海岸があります。北海道最大の難所と呼ばれていました。戦前の土木技術や機械では開削することが出来ず、戦後昭和30年代の後半になって、ようやく海岸線に国道229号線の道路を開通することが出来ました。

 

 

この海岸線を通る国道229号線は、現在はほとんどの部分でトンネルを通過することになりますが、2000年代の初め頃までは断崖直下を道路が通っていたのでした。

 

 

現在は旧道になっています。この道路が現役時代には落石による通行止めが何度も発生していました。 日本海も少しづつですが碧さを取り戻してきたような気がします。

 

 

この覆道の名はこの付近の地名を取り「親子別覆道」と云います。名前の由来は新潟県と同じようなものと思われます。ガーン

 

 

このような500メートルを超える断崖絶壁の海岸線が15キロほど続きます。