母恋駅はJR北海道室蘭本線の駅。

 

 

レトロな雰囲気の駅舎。父親が「俺が子供の頃から変わっていないなぁー」と言っていたので、戦前からこの駅舎だったと思われます。

 
 
お目当ての駅弁「母恋めし」は売り切れでした。尚、母恋の名称の由来はアイヌ語の「ポコイ」(北寄貝の群生するところ)から。なるほど、駅弁「母恋めし」のメインは北寄貝の炊き込みご飯のおぎにりです。
 
 
駅の待合室。昭和の雰囲気がプンプンです。
 
 
別方向のアングルで。切符売り場を見るとどうやら駅員は常駐しているようです。
 
 
そして目についたのは目立つ煙突と、懐かしいこの石油ストーブです。びっくり子供の頃ウチにもありましたよ!!初めて買った石油ストーブで当時の最先端でしたね。このストーブ前は、石炭を焚くルンペンストーブでした。石油ストーブになったときは石炭の燃えかす(当時はあくと呼んでいました)の後始末をしなくてもよくなったので随分と楽になったなと感じました。このストーブの点火方法はまず灯油のバルブを開く→底に敷いてある石綿に灯油が浸みてくるとマッチで点火→火力がある程度大きくなったらモーターファンを回す→ストーブの点火完了です。いゃ~~懐かしいね~~!!
 
 
母恋しいと書いて「ぼこい」。5月の母の日には記念乗車券を発売していた時期があるそうです。
 
 
改札鋏を持った駅員はいませんでした。まぁこれは当たり前か・・・ガーン
 
 
1番は室蘭方面。2番ホームは札幌方面のようです。
 
 
色褪せた駅名標ですな・・・えーん
 
 
1番ホームと2番ホームはこれまた年代物の跨線橋で結ばれています。撮影した時間は午前11時頃ですが、その間待合室やホームにも人の姿はありませんでした。昼間の駅、ここまで人気が無いと寂しいを通り越して不気味な感じを覚えます。列車の運行状況を知りたいものです。