松浦武四郎・・・1818年(文化15年)三重県松坂市小野江町に生まれる。16歳の時から全国を巡る旅を始め、28歳から公私にわたり北海道(蝦夷地)計6回踏査しました。明治の初めには当代随一の蝦夷地通として新政府の役人となり蝦夷地から北海道への改称、北海道11国86郡の設定などにかかわっています。
北海道11国とは・・・
渡島国
後志国
胆振国
日高国
石狩国
天塩国
北見国
十勝国
釧路国
根室国
千島国
の11国になります。因みに管理人は後志国の住人なのでブログ名は「後志ライフ」なのです。もし松浦武四郎がいなければこのブログも存在しなかったはず。その功績の大きさには驚くばかりですね!!
安政年間に開削された「ヨイチ越え山道」沿いには「まつらの滝」がありました。
松浦武四郎もこの滝を見たのだろうか??雪解け水でいつもよりも水量が多いです。
松浦武四郎は難所の稲穂嶺を超える際に安政年間に開削された道を歩いたとされています。しかし2022年12月3日の北海道新聞夕刊では松浦武四郎は従来の説とは異なる道を歩いたという。そしてドローンを使い松浦武四郎の著作「西蝦夷日誌」にある「九折七八曲」の道を撮影していました。この新たに発見された九十九折の道であれば、付近の川の長さや山の位置関係が「西蝦夷日誌」の記述と一致するという。
というわけで雪解けを待って私も現地に行ってみました。画像では分かりにくいですが小さな2本の滝がありました。
瑞々しいフキが一面に・・・
ドローンのホームポイントには名前は分かりませんが可憐な小さな花が咲いていました・・・美しい!!
さてドローンを揚げてみます。仁木町銀山方面の画像。
こちらは赤井川村方面の画像。周辺はのどかな田園地帯ですね。
そして稲穂嶺の方角は・・・やっぱり高いねぇ~~!! ドローンを最高高度まで揚げます。
画像を切り取って拡大してみるとこんな感じです。僅かに九十九折の山道が見えます。
今回、確認できたのはこの九十九折の道のみです。果たしてこれが正解かどうかは分かりません。晩秋または雪が積もる前の初冬にもう一回ドローンを揚げようと思います。新しい発見があるかもしれません。